表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/98

#17 蟹爪研究学園都市 1

 上係凶が生まれるよりもずっと前に始まって、やはりずっと前に終わった『大爆笑戦争』。


 そのとき敵国から受けた霊的な攻撃により、日本は人間に危害を及ぼす悪霊邪霊が不定期に、温泉みたいな感じでボコボコ湧いて出る地と成り果てた。


 そして時は流れて現代。


 政府は霊的損害への対策として、黒魔術や陰陽道といった霊能力を国家資格として認可して、毎日どこかで湧き出てる悪霊を処理できる霊能者の育成に乗り出した。


 凶もそうした育成プロジェクトの一環として、秘められし才能を見抜いた優秀な黒魔術師にスカウトされて、親元を離れて霊的研究の最先端技術が終結した学園都市、蟹爪かにつめ町に移り住んでる。


 ……といったら聞こえはいいんだけど。


 蟹爪町は学園都市とは名ばかり、いや都市とは名ばかりのど田舎にある。


 最寄りの駅からは徒歩3時間、研究施設が密集した辺りを除けば畑ばっかりだし、コンビニでさえ夜中には閉店する始末。


 そんな陸の孤島の一角に、研究施設っていうか、お客の来ないお化け屋敷が不人気のあまり倒産した残骸みたいな建物がある。


 そんなちょっとした廃墟こそが、凶の所属する『九九垣くくがき魔術研究所』に他ならない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ