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哀しみの唄  作者: いち
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少年の唄

終焉の歌が聞こえました。

優しく力強い歌です。

強く儚い歌声です。

魂を削り大地を震わせる声量です。


恐らく私が、幼き日に入っていた聖歌隊の賛美歌よりも清く、清々しく、ミサで聞いた聖歌よりも優しい優しい歌なのでしょう。


戦場に置いて、似つかわしくない彼はまだまだあどけなさの残るセブンティーンを迎えたばかりです。

しかし、彼より10も年長な私よりも銃の扱いも、ナイフの使い方もとても、とても上手に熟します。一撃とでも言うのでしょうか?

優しい、優しい少年です。

彼はカソリック系の施設に身を置いていたそうです。

優しい人達ばかりだと、遠く恐らく彼の母国日本の有る方角に視線を向けます。

私は知りました。彼の年齢だと普通はハイスクールの年齢である事を、彼が14歳の年齢で殺人を侵したと言う事も。

恐ろしく、凶暴で残忍な殺人事件の犯人であり、生き残りだったと言う事を聞きました。

その事件は、学校に忍び寄った何物かが学校を選挙し、逃げられなくしたそうです。残っていたのは彼のクラスメイトでその日はジュニアハイスクールでのフェスティバルの前日だったそうです。

彼のクラスは準備が遅れていたそうで、沢山のペーパーアートやバルーンテーブルクロスやドリンクにフード、浮かれる気分に比例するかのごとく様々な用具が片付けもせずに、しきつめられ学制服と言うコスチューム彼が朽ちて折れた枯木の枝で、地面に絵を描いていきます。

その姿を見た私は、近所にいたサティと言う名の少女もよく、地面に落書きをしていたからです。雀斑にブロンドの巻き毛の娘、大好きなスコーンをよくポケットに忍ばせていた少女は未だ幼い少女でした。

そんなサティにだぶって見えた等と言ったら彼は心外だと顔を綻ばしてくれるのでしょうか

私の思惑に気付く事もなく彼は一枚の落書きを完成しました。

確かセーラーフクとガクランと日本人特有のカチカチした口調を用いていました。

彼は付け足す様に

「まぁ俺はこんな風にルールを守ってはいなかったけど」と口元を緩く綻ばせました。

事件は唐突だったそうです。

急に証明が落ちたかと思えば2、3人の男女の悲鳴が聞こえたそうです。悲鳴と言うより叫び声に近く彼は悲鳴を上げた生徒の名前も覚えていました。ミスターシミズ、ミスカワダ、ミスヨシイでした。三人はドアの飾り付けをしていたそうです。

ペーパーアートをドアに貼付けたり、レプリカのフラワーを並べていたそうです。

ミスターシミズはフットボールがうまくボールを蹴らせたら学校一に輝くそうです。ミスカワダは大人しい少女で本を愛する少女だそうです。ミスヨシイはカワダのベストフレンドでデスクの前でよく二人顔を合わせて微笑む少女だったそうです。

私達の左肩からぶら下げているものではなく、もっと小降りな回転式のピストルで彼等は殺害されました。どれだけ、痛みもがいたのかは知れません。

恐怖は瞬く間に観戦します。それは、私には簡単に想像できました。

最初は冗談だと呆れていた少年達も三人の悲鳴が薄れ物言わぬ人形になった頃には皆それぞれ教室の端に固まり震えていたそうです。37人の生徒たち休みは2名帰宅したものは、3名天に召された3名を除いては


少し彼は疲れてしまった様です。無理もありませんね。私たちは、戦場に身を置く身。私も少し疲れました。お話は、また後ほどに致しましょう。


お疲れ様です読んで頂きありがとうございます。まだまだ続く予定です。感想、ご意見よろしくお願いいたします

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