第14話 とある本の発売決定&2回の地震
6月中旬。
とある本の出版社サイトを、久しぶりに見てみた。
すると、【今後発売される本】の一覧に、とある本が入っていた。
つまり、その本が発売決定をしていた。
その本は、昨年の春頃にSNSで、専門家にきく質問をメールで募集していたものであった。
私ももちろん、その企画に応募した。
質問は3つほど書いた。
だが、質問が載るのは紙面の都合上、少数に限られていた。
したがってそれは、【割愛される質問もある】ということを意味していた。
また、どうやら質問をした方々のハンドルネームは、掲載可にすれば、本の巻末に載るみたいだった。
本の発売日は、2026年7月30日だ。
私は早速、その本が発売当日に届くように、予約注文をした。
質問が掲載されるか、私はソワソワしていた。
彼にもそのことを知らせるため、メッセージを打つ。
【とある本が、2026年7月30日に発売決定したのですが、私も3つぐらい質問をメールで送信したので、もしかしたら掲載されるかも!?】
【掲載されても、掲載されなくても、どちらにしろその本は買う予定です!】
彼からすぐに返信がきた。
【〇〇のハンドルネームで、メッセージ送信。そうですか。公開掲載されたら、画像を送ってください。】
【かしこまりました♡】
私はそのメールを見た後、その日は早くに寝てしまった。
数日後。
夜に、結構大きな地震があった。
私は驚いた。
しかし、冷静さをすぐに取り戻し、彼にメッセージをする。
【久々に緊急地震速報が鳴って、びっくりしました。久々の結構大きな地震でしたね......】
彼からのメッセージの返信は速かった。
【千歳、地震かなり揺れた。少しの時間揺れが続いていて、少し心配になった。天気アプリで地震情報を調べたら、東京は震度3だったみたい。】
また、こうも書かれていた。
【地震があるときは、何かの前兆があるときです。ある意味、希望の前兆です。】
私はすぐさま、彼に返信を打つ。
【希望の前兆、そうなのですね。とにかく、あなたが無事で安心致しました。】
その日は、地震がそれ以降こなかったため、私は安心してぐっすりと眠った。
更に数日後。
今度は夜中に地震があった。
だが、その1回だけであったため、私は二度寝をした。
気がつくと、次の日の朝であった。
私は早速、彼にメッセージをした。
彼からメッセージが来た。
【千歳、おはよう。昨日は地震があったね。震度3だった。】
【僕は大きなことを始めると、必ず地震があります。前にも言いましたが、地震は良い知らせの前兆です。】
地震は良い知らせの前兆。
その日は、そのような考え方もあるのか、と思った1日だった。




