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第23話
「見たこと、ありますか?」
「きっと、自分がまだ経験していない過去の話なのでしょう」
ただ買うとしたらきっとその2択になると思う。
他の色のものも含めても、宝石には詳しくないからだ。
それでもなお知っている色のものを言っていたら当たった、それぐらいな感覚だった。
「でもきっとご先祖様は、いつの日にか買うことができるんでしょう。イミテーションじゃなくて本物のものを」
聞けば今となってはだいたいの資源は取りつくしてしまっていて、自然保護区として管理されているそうだ。
だから天然ものというのはとてつもない価値があって、これもその価値あるものなんだという話だ。




