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拝啓、遥か過去の自分へ  作者: 尚文産商堂


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15/15

第15話

「これだけですか」

思わず俺は手渡されたUSBメモリを見つめる。

「ええ、それだけです。本日付けで開封せよ、という契約でしたので開封をしましたところ、これが1つだけ入っていました。ほかにはなにもないです」

それをパソコンにつなげて操作をしようとしている間に、第一段階と言っていた相続関連についていろいろと聞いてみる。

「自分が死んだあとはどうなったんですか。子供らがいるという話でしたが」

「ええ、相続は私のところの弁護士法人でさせていただきました。子孫が困ることがないように財団を設立し、生活費をそこから支出するということとなっているのが柱です。また、一部の資産は出身校の一部に奨学金として支給されることとなっています。これの支給についても私のところで差配させていただいています」

要は自分ところで頑張ってますよ、と言いたいのだろう。

ということを言うべきかを考えている間にUSBメモリは読み込みを終え、その中身が見えるようになった。

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