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無欲であれ  作者: ぽちの
2/6

歩いていくと

そこから数時間、ただひたすらに歩いていた。水も食料もないまま。

まぁ、あそこにいたとしても同じ状況だったが。

洋介は、まだルンルン気分で歩いている。あんなにはしゃげる洋介が羨ましい。

歩いて3日。まだ見つけていない。

食料はないが、水はかろうじてさっきまで雨が降っていたので、その雨粒を口に入れていた。

洋介もかなり限界が近いらしく、どんよりとした目でとぼとぼ歩いていた。


「なんで3日間歩いているのに疲れをあまり見せないんですか先輩。」


洋介の言葉を聞いて気づいた。


疲れていない


生きている中で、3日間歩くようなきつい運動やスポーツをしたことがないのに、何故か普通に歩けている。しかも食料なしで。


「なぜだろうな?」


そう言いながら歩くのは続いていた。

1週間経っただろうか。遠目にやっと村のようなものを見つけた。しかもかなり大きく国に近い感じたった。

洋介もそれに気づき、最初の笑顔を取り戻した。


「やった!やっと村っすよ!しかもかなり大きいみたいですし!」


元気を取り戻しながら歩いていると、何か馬車のようなものがやってきた。

やってきた馬車の中から一人の女性が出てきた。

ひと目見て美しいと思えるような人だった。その女性が放つ言葉に驚きを持った。

「-/,..00..0...0...0..0.0!.../-,-./..00,.....-.0!」



言葉がよくわからない。英語というほどネイティブではないし。中国語のようなものではない。本当に自分の知る世界ではない言葉をしていた。


「この人何を言ってるんすかね?。こういうのってなにかスキルとかで聞き取れたりできないんすか?」


「おそらく今は…無理だ」


私はそう感じた。いきなりそんなことはないだろう。できるとすれば最初にできているのだろうと思う。

そう考えていると、女性は馬車にいる騎士のような人を呼び出した。


「ちょ、やめてくださ、つっ!」


洋介が抵抗する前に殴られ、気絶してしまった。

その光景を見たあと、私も同じように視界が真っ暗となった。

読んでいただきありがとうごさいました。

不定期ですが、頑張っていきます。

なるべく短くしているので、気軽に読んでいただければなとしています。

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