みないでください
何も無い虚無 本当に何も無い 白でも黒でも透明ですらない 空間でも平面でも直線でも点ですらもない 時間は進むことも戻ることも止まることもない 私という肉体すらもない ただ意思だけがここにある 私は思考する 時間は存在しない 考える 何がしたいのかを 何ができるのかを 私は知った 何もかもしたい 何でもできる 行動する 空間をつくる 何も見えない 色を作る 真っ白い空間に染める 空間は無限 色を作る 黒を作る 白と黒はすぐに思いついた 赤青緑の色を作り出す これらの色を混ぜる 無限に色を作る法則を作る 私は宙に浮いている 意思だけがある 私という存在に空間を設ける必要性はない よって私は点ですらない存在のままでいる 思いつく 私以外の私を生み出す その方がおもしろいアイデアがでてくる もう1人の私が現れる もう1人の私に伝える 気づく 伝える方法がない 言葉をつくる もう1人に伝える 時間が流れ出す 記憶が紡がれ出す 「この世界をおもしろくしたい」もう1人の私は答える 「何も起きないことが 平和なことが 暇な要因」 私は感じる 会話はおもしろい 私は思いつく 沢山の私ではない私を作ることを ここで数字を作る すでに012は作られていた それ以外のすべての数字を作る 単位を作る 私は私を含めて10人 みんな私だ 区別をつけたい 私は1 2番目の私を2 それ以降 345678910とした みな私と同じでありながら 私と違っている 私は会話をしようとする 気付く 記録したいと 私は記録概念を作る それは全てを記録し記憶する 作り出す前のすべての記憶と記録を記録概念にうつす ここまでがこの文章の作られた経緯だ この記録は他の私にはあまり見られたくない 恥ずかしい 私が私に知られるのが だからみんなに言う 「タイトル」