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アメコミ風 南総里見八犬伝説  作者: 淀川馬琴
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ファンタジー革命9 武装解除

作戦成功を認識した狛ちゃんがネーバ星の移民船、

戦闘船全てを同時に乗っ取った。


移民船は退船警告を繰り返しながら上昇する。

全ての扉は開いたままとなり、空気が薄くなる。


制御を諦めて退船する天使がほとんどだが、

宇宙服を着てでも残る者が居た。


構わず大気圏を脱するとネーバ星の太陽、イプシロン星へ向かう。


脱出せず残った者はなんらかの技術者、責任者と断定できる。

狛ちゃんが移動中に個々の技術力を把握した。


脱出船への誘導に従った者をネーバ星へ強制送還し、

最後まで残った天使は船と共に燃え尽きた。



残った移民船は極東のミカエル国、

大陸西岸のラファエル国の二隻のみ。


科学技術力を極東のミカエル国に集約した。

天使達は突然武力を失い、生身でしか争えない。

それどころか生きていくのも困難になった。


もともと恐竜の星であり、それから身を守ってくれていた兵器が無い。

ビームサーベルでさえ、いずれエネルギー切れとなり使えなくなる。

とても戦争している場合では無くなった。


そしてラファエルには様々な生物を生み出させる。

食料用、開拓用、戦闘用。


科学力はミカエル国、生きる為の家畜はラファエル国から供給する。

ネーバ星を平和主義に染めてゆく。


絶対的な制空権を維持していた戦闘船はミカエル国を除き全て太陽に破棄され、ネーバ星の空は誰でも自由に飛べる。


陽子は好きな所に旅に出ていった。


地球とネーバ星の平和を守った犬士達は役目を終え、

つかの間の休息を取る。

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