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詩&短編集

片思い

作者: 木下 碧

なんか自分が恋愛もの書くと必ず切ない系が多いんですよね…



君は今とても楽しそうだ

僕の話題では絶対見せる事のないだろうキラキラ輝いた目であいつのことを話している





それを僕はただ静かに微笑んで聞いている

目じりに溜まった大量の涙が零れ落ちないようにゆっくりと、顔が苦痛で歪まないように必死で堪えて頷いている



きっと君は知らないのだろう

僕が夜も眠れないほど君に恋焦がれている事を


きっと君は知らないのだろう

君が嬉しそうにあいつのことを話すたびに僕の心はドス黒い感情に支配されていく事を









君が僕のものになったらどれだけいいだろう

そう思うのはもう何回目だろうか?


君の声を、髪を、心を、目を、全て僕のものにして独り占めしてしまいたい





でも君が望んでいるものは僕じゃなくて……きっとあいつに決まってるんだ


僕では君をそんなに輝かせ続ける事はできない

僕では君に幸せを与えられない




そんな事…


そんな事とうに分かりきっているのに…








どうやっても僕は君の事が好きなままなんだ



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― 新着の感想 ―
[一言] 切なさが、伝わってきて胸を打たれました。
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