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赤メガネの中に隠された幻 その1


今日で松川が転校してきて丁度二週間。


それにしても早い。


とにかく早い。


何故か。


期末が明日からだからに決まっている。




前の中間ではなんとなくポンポーンと解いてたら何故か学年トップになってしまったのだから。


ある意味才能なのかもな。


さっすが俺、天才。


……すんません。




いやー、松川が毎日毎日居残ってまでも勉強にしているのには驚かされた。


…と言っても松川が学校に来れてない分の補習だがな。


松川は勉強するときだけメガネをかけており、そのメガネがまた松川に似合ってしまうのであった。


……悔しい。


……物凄く情けない。


こんなに女子を可愛い可愛い普通に思うとはただの変態ではないか。




……いや、確かに俺は変態なのだが。




ただ爆EX組よりははるかにマシだ。


まぁマシだと思っといてくれたまえ。




てか勉強しないとまずいかもな。


じゃないとあのクズ委員長に負けてしまうかもしれない。


それは俺のプライドが許さないな。



よし、俺も頑張ろう。









とかいった決意も束の間であった。






やる気なんて失せたわ。


久しぶりにエロゲーでもするとするか。












…あぁ完全に狂ってるわ、俺。


どうした、俺。


久しぶりにエロゲーをしたもののいじってない間にめちゃくちゃバージョンアップしてたものだからその分俺も過激に反応してしまったというわけだ。


あー……、今日は早いけどそろそろ寝よっかな。


おやすみなさーい。











寝れないし!


なんだよ!


神様が俺に勉強しろとでも言ってるのか!?ええ!?


喧嘩売ってんのか!?


受けて立ったろやないかっ!


とりあえず俺は眠いんじゃ!


寝させろや!






しかし何時間経っても寝れないのでしょうがなく俺は勉強することにしたのだった。


あぁ、なんて賢いんだ俺。


こんな時間に勉強を始めるだなんて……泣


賢いどころじゃねーだろ。


夜中の3時に勉強始めるとかただのバカじゃねーか。






まぁいいや。


打倒!クズ委員長っ!ってわけで頑張りますわ。




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