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episode.4 アイビーの過去

少ないですが久しぶりの更新ですっっ!!

 その昔、僕には父と母がいた。しかし、父は僕が産まれた頃に過労死。母は鬱病を患い、謎の宗教を信仰するようになった。


 宗教の名前は覚えていない。しかし、そこで崇めていたものなら知っている。


 崇めていたもの、それは他世界の神だ。


 僕が幼稚園児の頃、恐らく宗教団体から渡されたであろう注射器を、毎週月曜の夜寝る前に打たれていた。なんでも、適応すれば願いが叶うようになるとか。結果、僕は毎晩注入されていた何かと適合したらしい。


 適合後、母は毎日僕に「父が返ってきますように」と願ってきた。しかし、何日経っても返ってくることはなく、苛立ちからか僕はよく殴られていた。


 小学生二年生になるそんなある日、僕がそんな毎日に嫌気が差したのか、心の中で父が返ってくるようにと願ってしまった。その結果、恐らく父であるものがそこにあった。見た目は酷いもので、肉片を無理やり継ぎ、骨など粉々なので人の形を保てていなかった。しかし、会話はできた。


「かぁ、、さn、、、母さん。俺、戻ってきたよ。また家族で一緒に生活しよう。俺こんな姿だけど一緒に過ごしてくれるか?」


 話しているうちに、徐々にその物体は人の形になっていく。こんな奇妙な光景が目の前で起きているにも関わらず母は発狂をしない。


「もちろんよ。おかえり、あなた。」


 そうか、母はもうすでに狂っていたのか。そんなことを考えていると、母は父に抱きつきに行ってしまった。


 結果、父の姿をした化け物は母を食べてしまった。恐怖で僕が怯えていると、父だった化け物は母の姿をしていた。


「さぁ、我が息子よ。お前を苦しめる母は俺が喰ってやったぞ。お前には何か特別な力を感じる。どうだ、一緒にこんな世界滅ぼさないか?」


「そう言って僕を食べるんでしょ。僕が召喚したんだ、どっかに戻ってよ。」


「それはできない。何せ異界への門は閉じてしまっている。故に帰りたくとも帰れないのだ。」


「うるさい…。母さんの顔で僕を見るな。母さんの声で話しかけるな。お前は母さんじゃない。ただの化け物だ。」


「おお、、怖い怖い。悪魔の俺でさえ少し怖いと感じたぞ。ここは撤退させてもらうわ。」


「っ!!待て!!」


「待たないね。今ここに居たらお前に討伐されちまう。じゃあな、神の子。」


 そう言い、母の姿をした悪魔は翼を生やし、どこかへ飛んで行った。


 母が消えてしまった喪失感も大きいが、今はそれよりも気になることが二つある。


 一つは僕が召喚したと思われる謎の生物だ。この世界にあんな生物がいるなんて今まで聞いたことがない。

 よってあの生物は必然的に異世界の生物だと特定できる。母が入信していた宗教は異世界の神を崇めていたと言われているから異世界から生物が召喚されても不思議はない。

 しかし、仮に異世界から召喚されていたとしたら、なぜあの生物はこの国の言語を話せたのか。


 もう一つは母が信仰していた宗教のことだ。何一つ証拠を残さないようにしているのか、いくら探しても宗教の名前が特定できない。家には母が宗教に入信した際に受け取った本と、注射器と薬の取扱説明書だけだった。


 本に関してはどうやら自分たちで作っているのか製造年や出版会社、第何版かの記載がなかった。

 取扱説明書はどうやら言葉だけじゃ説明できないのか、動画サイトへ繋がるリンクが書いてあったのでそれを調べることにした。


 動画にももちろん宗教の名前は載っていなかったが、動画は不自然な物だった。というのも、字幕は付いているものの、話している言語はどこの言語か一切分からなかったのだ。


 どこの団体が原因で母がああなってしまったのかは不明だが、少なくともどこかに研究施設や、異世界に通じるゲートなどがあることは確実だ。


「あの化け物は僕が見つけて、僕がこの手で倒さなければ」


 幼いながら少年はそう思ったのであった。


お久しぶりです。

最近引っ越しやお仕事でリアルが忙しく、なかなか更新できず申し訳ございません。

まだまだ忙しいので更新は未定ですが、大方構成は練り上げておりますので、途中で投げ出すことはありませんのでご安心下さいまし。

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