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夏の終わり

作者: 雨宮雨霧

夏の終わり

そっと

君が呟いた

また夏を迎えられたらいいね

きっとまた夏が来るはずだよ

そう僕は言った


風になびく緑の葉も

もうすぐ枯れていく

熱い空気も

冷たい空気に

変わっていくんだね


最後の夏だなんて

思ったはずもなく

最後の言葉だなんて

思うわけないでしょ

お願いだから

戻ってきてよ


夏の終わり

そっと

君が呟いて

この光る海をまた見れるかな

きっとまた海を見れるからさ

そう僕は言った


風に攫われる木の葉

もうすぐ葉は落ちて

熱い空気は

冷たい空気に

変わってしまったよ


最後の夏だって

最後の言葉だって

思うはずないでしょ

お願いだから

戻ってきてよ


青い空が

光る汗が

とても似合う君へ

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― 新着の感想 ―
[一言] 次の夏も二人でいられますように。
2024/08/17 18:16 退会済み
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