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新説 怪奇佰談  作者: モモル24号


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噂の怪その拾? フェアリーフェイス 〜 カメラ目線を下さい 〜 


 それはカメラを通すしか見る事が出来なかった。何故なら止まった世界に存在し、人の目には映らない肉を喰らう生き物だったからだ。


 その存在が明らかになったのは、携帯カメラの普及と、画像解析度の発達したからだろう。


 写真撮影による幽霊の正体は、飛んでいる虫などの移りこみだったり、手ブレだったり、光の加減によるものだったりしたものだ。


 しかし撮影機器の発達により、解析された画像の中、何もない所に顔が浮かぶという噂が立ち始めた。


「か‥‥可愛い」


 画像投稿サイトに上がっていた噂のもとになった画像。肉に喰らいつくその顔に、僕は素直に可愛いと思った。


 動画では何故か映らないようだ。動画で撮った画像を一時停止してみても、その姿は映っていない。


 その肉に喰らいつく姿を確認出来るのは、その一瞬の間を閉じ込めた一枚の写真のみなのだ。


 もちろん加工技術による合成は、発見当初から疑われていた。最近では何もない空間に指先一つで物を出現させるなど、造作もない事だから、存在を疑うものも出てきた。


 否定したいやつは勝手に否定してくれ。僕は噂を信じて、撮影された現地を訪れてみた。


 フェイクならば、何もない空間を写したところで何も映らないはずだ。


 ────見えないはずの空気の妖精。最先端技術バンザイ!!




 彼はあっけなく撮影に成功した。肉に喰らいつく美しい妖精は、自撮りでシャッターを切った瞬間に、彼の喉笛に齧りついていた。


 お読みいただきありがとうございます。このお話は目次には載っていません。ジャンルはサイバーホラーとなります。

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