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そして私は駐妻になった  作者: 寅さんちの三毛
12/12

サンマの季節ですね

十月に入り、一気に秋の色が濃くなってきました。サンマの季節ですね。


実は、アメリカのローカルマーケットにサンマは売っていません。なので、サンマが食べたかったら日系か、もしくは韓国系などアジアンマーケットに行かなくては手に入らないのです。しかも冷凍……。


何度か冷凍のサンマを買ったことがあるのですが、残念なことにおいしいと思ったことはありません。

小さい、脂がのっていない、身が硬い。それなのにお値段が二尾で10ドル前後。

今のレート(151.15円)で換算すると二尾で1511円……(>_<)

仕方がないこととはいえ、高いなぁと思ってしまいます。


ちなみに、わが家の食卓によく登場する青魚はフィレサバ。冷凍ものですが脂がのっていて、二枚で7ドルちょっと。円にすると1000円強。とても良心的なお値段です。


以前はアジの開きが五枚で20ドルくらいで売っていたりもしたのですが、最近では一枚売りで10ドルくらい。大きさは五枚二十ドルより大きいめ。


でも、一枚十ドルはなかなか手が出ないので、青魚はほぼサバしか食べていません。


ほかにもお魚は売っていますが、それについてはまたいつか。



さて、話をサンマに戻します。

日本は今年豊漁だそうですね。身が大きくて、脂ものっているとか。


そんな話を夫さんとしていたところ、日系のレストランでサンマが入荷したとの情報が。

夫さんはさっそく会社の人たちと食べに行き、大興奮で帰ってきました。


「いやー、最高やったわ。新鮮で、脂がのってて――」


長い。延々とサンマについて語る夫さん。

それから数日後。


「会社の後輩にサンマ食べさせたったわ。皆、大喜びやった」


と満足そうな夫さん。そして


「今度家族で、サンマを食べに行こう。期間限定やから、もうすぐなくなる」


とのこと。


私はもちろん、ふたつ返事です。


でもね、わかっているのかしら? うちのお子たち、焼き魚はあまり得意ではないんですけど。


娘ちゃんは、刺身や寿司など、生魚しか好きじゃないし、

息子君は、味は好きだけど骨があるから食べたくないと言う。


サンマは骨多いんですけど?


とはいえ、お父さんが私たちにサンマを食べさせたくて、わざわざ店を予約しているんだから、ありがたく食べてください、と念を押したのですが……。


もちろん私はおいしくいただきました。

夫さんも、大喜びで食べていました。

では、お子たちは?


二人で一尾をシェアさせたんだけど、表だけどうにか食べ、皿にデンと残っているサンマを見つめて。


「弟、あと食べなよ」

「えー、姉があと食べなよ」


遠慮しあっているなら美しい姉弟愛ですが、ただ食べたくなくて押しつけ合っているだけという、予想通りの展開になりまして……。


結局、残ったサンマは夫さんが平らげて、満足そうな顔をしておりました。


で、サンマのお値段ですが……一尾16ドル。三尾注文したので48ドル、日本円にして7255円。

注文したのはサンマだけではありませんので、合計すると、まぁまぁいいお値段。税金とチップも入れたらいったい……。


フフフフフフフフフフフフフ………………。


秋のサンマは高級魚でした!


という、どうでもいいお話。




イリノイ州では15歳で仮免、16歳から車の免許が取れるのですが(州によって多少異なる)

14歳の後半くらいから教習を受けられるらしく、息子君の友人(14)はすでにドライビングスクールに通っているとか。

それを聞いた息子君が、俄然やる気に……!


でも、ちょっと早すぎない? 

なんでもチャレンジさせたいと思っているけど、15歳で路上運転はさすがに悩む……。

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