表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
800/860

第799話 再出立2



「俺の寿命? どういうことだ?」


 意味深な黒芒の反応に俺は問いかける。


「簡単な話しじゃ。状態異常耐性の大以上のスキルを持つものは普通の人間より長生きなんじゃよ。まあ長生きしてくれ主様」

「……あぁ、分かった」


 深く考えたこと無かったな。

 自分の寿命なんて。


「それじゃあまたなアリス」

「また必ず遊びに来るのですよ?」

「ああ、約束だ!」


 アリスの頭を人撫でし、ジャンとフィップに挨拶し旅立つ。


「この度は本当にありがとうございました」

「また来いよ。世話になったな」


 城を出るまで綺麗に列をなした兵士たちに見送られながら、俺たちは〝アーデルハイト王国〟を後にした。


 *


 〝ユグドラシル〟を目指し、俺たちは歩を進める。ちょっとゆっくり目で進むと5日ほどかかった。

 エルフの国だそうが、もうこの世界のエルフには俺は期待していない。


 つーか、入国早々に捕まらないかと心配まである。


「ユキマサ君〝シルフディート〟と〝ユグドラシル〟じゃ全く別の国だからね?」


 クレハが察してくれてかそんなことを言う。


「じゃあ俺が入国しても直ぐにお縄とかにならないってことか?」

「うん。確か〝シルフディート〟と〝ユグドラシル〟は犬猿の仲って聞いてるよ」

「そりゃ期待できそうだな。あの国の〝最高貴族〟はゴミ同然だったし」


 でも、よく考えると〝シルフディート〟の女王は最後にしたフォルタニアの婚約破棄の約束は守ってくれたんだよな?

 まあ、約束を守る程度には信頼できるってワケか、あの〝最高貴族〟のバカ共をどうやって納得させたかは謎だが、かなり苦労だったと思う。


「まあ〝シルフディート〟は何かと問題あるしね。エメレアちゃんのお兄さんの件もあるし」

「あ、見えて来ましたよ!」


 桜が指を指した先には……


 洞窟? デカイ洞窟の入り口だ。

 中は何故か光っていて下へと洞窟が続いてる。


「おいクレハ、あれは洞窟だよな?」

「うん。えっとね〝ユグドラシル〟は地下都市なんだ。中が光ってるのは魔法の力だよ」

「地下都市? 何だそれ、テンション上がるな! 地下に街があるのかよ!」


 何はともあれレッツゴー! と、ばかりに俺たち(主に俺)は、洞窟を進んでいく。


 すると門番が現れた、人数は二人。二人共武装している。強さは弱い。でも騒ぎは起こしたくない。

 門番の先にはもう街が待ってるってのにどうすっかなぁ。ていうか入国審査あるの?

 〝八柱の大結界〟のある街とか国だけじゃないのか? いや、国によっては入国審査はあるか、てか元の世界だと無い方がおかしいか。


 ★★★★★★作者からのお願い★★★★★★


 作品を読んで下さり本当にありがとうございます!


・面白い

・続きが気になる

・異世界が好きだ


 などと少しでも思って下さった方は、画面下の☆☆☆☆☆から評価やブックマークを下さると凄く嬉しいです!

 (また、既に評価、ブックマーク、感想、いいねをいただいてる皆様、本当にありがとうございます! 大変、励みになっております!)


 ★5つだと泣いて喜びますが、勿論感じた評価で大丈夫です!


 長々と失礼しました!

 何卒よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ