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第668話 魔女の家10



「え? 嘘!? 稀何てレベルじゃないわよ?」


 俺の話にリリリが少し驚いた様子でいる。


「あー、何だ。論より証拠だ」


 と、俺は〝ステータス画面〟を非公開にしていたユニークスキルの〝unknown〟だけを公開設定にして見せる。本当にこう言うところはまるでゲームだよな。


 ―ステータス―

 【名前】 稗月倖真(ひえづきゆきまさ)

 【種族】 人間(ヒューマン)

 【年齢】 16

 【性別】 男

 【ユニークスキル】〝不明(unknown)


 〝ステータス画面〟を見せるとリリリは驚くかと思ったが、逆に「へぇ」と、新しいオモチャでも見つけたように笑った。

 あー、うん。この手の娯楽に飢えてるんだな。長寿者は。


「面白そ……じゃなくて、残念だけど。分からないわね。結局あの〝天聖〟でも分からなかったんだもの。

 これも〝天聖〟と、全く同じなのかは分からないけど、知り合いなら、私より〝大聖女〟辺りに聞いた方が可能性あると思うわよ」


 同じ〝unknown〟でも、スキルの中身は同じか分からないってことか。てか、ユニークスキルだしな。同じなワケ無いか。


「ノアか、盲点だったな。今度会ったら聞いてみる」


 今〝通信石〟で聞いてもイイんだけど、証拠の〝ステータス画面〟を見せられないしな。

 まあ、ノアは疑わないと思うけど。


「主様よ。つまみはまだ無いかの?」

「ん? つまみ、つまみならさっき……」


 て、オイ! もうつまみが無いじゃねぇか! 結構量あったぞ! イカ焼きだけでも七匹はあったし!


「リリリさん凄いですね。ミリアみたいに沢山食べられるんですね。あ、勿論、イイ意味でですよ」


 どうやらリリリがモリモリ食べてたらしい。

 そういや喋ってる最中も何かもぐもぐしてたな。


「まあ、まだまだあるぞ。沢山食えよ」


 と、俺は〝アイテムストレージ〟からドバドバっと、イカ焼き、豆腐(冷奴)、唐揚げ、枝豆などを取り出す。


 え? 何で〝アイテムストレージ〟から、調理済みの冷奴や唐揚げが出てくるんだって?

 それは調理済みの物を〝アイテムストレージ〟に仕舞って置いたからだよ。これ本当に便利だな。唐揚げとか仕舞った時のまま揚げたてホカホカだし。


「久しぶりに食べるとやっぱり美味しいわね」

「だったら毎日食べればイイじゃないか。いくら長寿でも人生で食べられる食事の回数は決まってるんだぜ?」


 俺も一口からあげを食べながらリリリに言う。


「私は食事を必要としない身体なのよ。たまになら許して欲しいけど、世界には食事を必要としても食べるものが無い、私よりも遥かに歳の下の子供たちがいる。

 私一人が我慢した所で餓えに耐える子が救われるとは思わないけど、食事の必要の無い者がわざわざ食事を取るのは少し気が引けるのよ」


 ★★★★★★作者からのお願い★★★★★★


 作品を読んで下さり本当にありがとうございます!


・面白い

・続きが気になる

・異世界が好きだ


 などと少しでも思って下さった方は、画面下の☆☆☆☆☆から評価やブックマークを下さると凄く嬉しいです!

 (また、既に評価、ブックマーク、感想、いいねをいただいてる皆様、本当にありがとうございます! 大変、励みになっております!)


 ★5つだと泣いて喜びますが、勿論感じた評価で大丈夫です!


 長々と失礼しました!

 何卒よろしくお願いします!

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