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第317話 エメラルドの約束16



 〝大都市エルクステン〟に向かう途中、魔物と出会い戦闘になった。


「ライキ、レイト、レベッカはエメレアさんに付いてて、傷1つ負わせちゃダメだよ──エルセム、エルバは私と()()、ライグラファ、イグナス、キサラギは()()、シュナはパーティー全体の()()に回ってくれ!」


「「「「「「「「Yes! リーダー」」」」」」」」


 トアの指示で全体が動いていく。


 対する敵はロックスパイダー、岩色の大型のゴツゴツした蜘蛛(くも)の魔物だ。その皮膚は岩のように硬い。


 槍を持った赤髪のエルセムと魔力格闘術を使う茶髪に髭のエルバがロックスパイダーに向かう。


「「アタック!」」


 エルセムが左、エルバが右の足を攻撃する。


「「チェンジ!」」


「ダメージ上々、アタック!!」


 ロックスパイダーの顔面をトアが剣で斬る!

 「キシェェ!」と、魔物が声をあげる。


「攻撃が来るぞ! ライグラファ、チェンジ!」


 トアの声に合わせて、大盾使いのクリーム色の髪の2mはある、巨体の亜人の男性が前に出る!


「Yes、ブロック!」


 ロックスパイダーの魔法による口から岩を連射で吐く攻撃を、大盾で落ち着いてライグラファが防ぐ。


「チェンジ!」


「任せろ、アタック!」


 ハンマー使いの黒髪のイグナスがロックスパイダーの頭を強く叩く、ピヨったロックスパイダーを見て、イグナスがここぞとばかりに叫ぶ!


「チャンスだ、チェンジ!」


「Yes! アタック!」


 泣きボクロの発育の良い黒髪ショートの少女キサラギが今の戦いの間に溜めていた〝魔力銃〟の魔力弾をロックスパイダーの脳天めがけ、発射する!


 魔力弾が命中した場所から血飛沫が上がる。


「──全員でかかれ! ラストアタック!」


「「「「「「Yes! リーダー」」」」」」


 次々と攻撃が面白いように当たり、数秒後には全身にラグが走り、ロックスパイダーはドロップアイテムを残し消える。


「やりぃ!」

「エメレアさんは無事かい?」


「「「大丈夫です」」」


「よし、お疲れ様、ドロップアイテムを回収しよう」


 と、トアが言うと、皆がドロップアイテムに群がっていく。


「お! 〝毒袋〟と〝岩肌(いわはだ)〟を落としたぜ! 〝毒袋〟はギルドに高く売れるんだよな〝岩肌〟も雷耐性系の防具作りに役立つからな!」

「後はお馴染みの〝魔力結晶〟だね。+はいくつかな」


「──皆、静かに!」


 シッと、トアが合図をし、指差す先には──


「お、豚鹿(ぶたじか)だ!」

「エルセム、うるさい!」


 豚のように太った鹿──通称・豚鹿。これは動物だ。冒険者の間でもポピュラーな食材である。


「逃がすなよ?」

「任せて!」


 キサラギが魔力銃を構える。二丁拳銃だ。

 ドン、ドン、と銃声が鳴る。


 見事、脳天と心臓を撃ち抜く。


「お見事、流石はキサラギだ!」


 トアも嬉しそうに惜しみ無い勝算を贈った。



 ★★★★★★作者からのお願い★★★★★★


 作品を読んで下さり本当にありがとうございます!


・面白い

・続きが気になる

・異世界が好きだ


 などと少しでも思って下さった方は、画面下の☆☆☆☆☆から評価やブックマークを下さると凄く嬉しいです!

 (また、既に評価、ブックマーク、感想をいただいてる皆様、本当にありがとうございます! 大変、励みになっております!)


 ★5つだと泣いて喜びますが、勿論感じた評価で大丈夫です!


 長々と失礼しました!

 何卒よろしくお願いします!

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