88話.束の間の休息
カオスより2日間の自由時間を与えられたくろむは、
アキナをはじめとする国民と交流する時間をとることにした。
ガイアに帰還したくろむは、自室に戻るとアキナがいた。
くろむ「アキナ、ただいま♪」
アキナ「くろむ!!!???」
「いつ帰ってきたの!??」
くろむ「ついさっきだよ」
アキナ「おかえり!!!!」
「生きて帰ってきてくれて…… ありがとね」
くろむ「そこでお礼なんて言わなくていいよ、アキナの元に帰ってくることは
あたりまえのことなんだよ」
アキナ「くろむ……」
「そうかもだけど、すごくうれしいの……」
「無事帰ってきてくれてありがとね」
くろむ「たださ、やっぱり人ではなくなったみたいだよ……」
くろむはそういうとアキナに<ステータスボード>を見せた。
アキナ「あれ? 半神になるんじゃなかったっけ?」
「種族が神族になってるよ? 神様になったの??」
くろむ「一応神ではないらしいよ」
「カオスの奴をぶん殴ったら鼻血でてたしな!!」
アキナ「神様を殴ったの!!???」
くろむ「ん?」
アキナ「神様にそれは…… ダメでしょ?」
くろむ「そうはいうけどさぁ……」
「神の親玉の創造神倒せっていわれてる俺としては
まぁそれもアリなんじゃないか?」
アキナ「そうなのかもしれないけど……」
くろむ「まぁそんなことはいいさ、
無事目的を果たしてアキナの元に帰ってきた」
「これ以外は些細なことさ♪」
アキナ「もぉ……」
くろむ「こっちの状況もカオスから軽く聞いてるけど、防衛ありがとな」
アキナ「わたしは何もしてないよ」
「ほとんどタカシくんと彼が作った武器が頑張っただけだよ」
くろむ「あいつにもお礼を言いにいかないとな……」
「でも今日はアキナとゆっくり過ごしたい……」
アキナ「…… ありがとね」
くろむは、アキナをそっと抱き寄せて愛を確かめ合った。
離れていた期間は一か月程度ではあったが、
その時間があまりにも切ない時間であった二人は激しく互いを求めあった。
今までの寂しさを埋め合うようにいつまでもいつまでも求めあい続け、
気づいたら夕方になっていた。
くろむ「もうこんな時間か……」
「本当なら他のみんなのところにも行かないといけないけど……」
アキナ「そうだよ、行っておいでよ……」
くろむ「今日はアキナとずっと一緒にいるよ、そうさせてくれ……」
アキナ「……くろむ」
「ありがとね……」
いつのまにか眠りに落ちてくろむであったが、目が覚めた時に
となりにアキナの姿がある幸せを噛みしめ、この幸せが永遠に続くことを
願わずにはいられなかった。
くろむ「そのためにも…… 創造神を打倒しないといけないんだな……」
アキナ「ん…… くろむ?」
「どうしたの??」
くろむ「アキナがいることの幸せを噛みしめていただけだよ」
アキナ「わたしもだよ!!!」
くろむ「明後日、創造神に挑むことになる……」
「俺は必ず勝って帰ってくる」
「アキナ、戻ったら俺と結婚してくれ」
アキナ「くろむ…… 嬉しい…………」
くろむ「準備は任せちまうことになるけどさ、よろしくな」
アキナ「カインさんたちにもお願いしてなんとかするからいいよ」
未来を明確にいだき、そのために目の前のことに
全力で挑むことを改めて心に誓ったくろむは、アキナと二度寝についた。
このお話で7章は終わりとなり、次話から最終章が始まります。
更新についてですが、
仕事の都合上、数日の間更新することが困難となってしまいます……
出来るだけ早く更新を再開しますので、それまで待っていただける嬉しいです。
完結まで1日1更新をキープしきれなくてすいません。




