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神々の戯れ~暇すぎるので転生させてみました~  作者: 日向ぼっこ
7章.神への試練編
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84話.バベルの塔⑥


ゲオルクが放った漆黒のブレスは、くろむが生成した次元の壁に吸収され、

全てが消滅した。




ゲオルク「ちっ、カオスの奴の力か……」


    「まったくもって、忌々(いまいま)しい!!」


くろむ「ご大層な名前に姿でもこの程度か」


ナビ 「余裕ぶってるとこ悪いけど、あんたの攻撃も効いてないからね?」


くろむ「次元の壁がこいつ相手にも有効なのが確認できれば攻めるだけさ!」


ゲオルク「舐めやがって!!!!」


くろむ「口調が乱れ始めてるぜ!!」




くろむは、3つの大魔術を同時発動させた。

ゲオルクの頭部に向けて、<聖凍土棺桶セイクリッド・インブレイスエンド

ゲオルクの両翼に向けて、指向性を持たせた<地獄大業火釜インフェルノ

ゲオルクの胴体に向けて、<絶対零度アブソリュート・ゼロ




最初に発動したのは、聖凍土棺桶セイクリッド・インブレイスエンド

ゲオルクの首から頭にかけて全てを氷づけにした。

今回のものは魔力調整した拘束型のものではなく、徹底的に粉砕するように

全力で放ったものであった。


頭部が氷つき始めた頃、地獄大業火釜インフェルノがゲオルクの両翼を貫いた。

飛行中であり、両翼を広げていたゲオルクの両翼に大きな穴をあけ、

穴を起点として翼全体を黒炎にて焼き始めた。


頭部が粉々に粉砕し、両翼が燃え尽き落下し始めたゲオルクの胴体を

絶対零度アブソリュート・ゼロが襲う。


膨大な雹が止んだときには、穴だらけでボロボロになった胴体としっぽのみが

地上に転がっていた。




くろむ「この程度かよ、期待はずれすぎるだろ!」


ナビ 「あんな規格外攻撃受けて無事でいるほうがオカシイよ……」


くろむ「あんなオカシイやつに普通を望むほうがダメだろ?」


   「しかし……」


   「あいつのあのくっせー魔力がまだ残ってるのはどういうことだ?」


ナビ 「まさかあれで…… まだ生きてるの?」


クイナ「あの尻尾がたぶん本体…… あれからそーちゃんの魔力感じる」


くろむ「ちっ!」




くろむは残っていたゲオルクの尻尾に向けて、地獄大業火釜インフェルノを放った。


地獄大業火釜インフェルノが当たったかと思われた瞬間、

尻尾から漆黒のもやが噴出し、地獄大業火釜インフェルノ

直撃するのを押しとどめていた。




くろむ「なっ!!!!」


ナビ 「え!!???」




漆黒のもやはドンドンと広がっていき、ゲオルクの形を形成しだした。

そして漆黒の靄は徐々に実体を持ち、ゲオルクは復活した。




ゲオルク「息巻いたわりにはその程度か?」


くろむ「あそこから復活とかどんなけイカれてやがんだよ!」


   「魔力こそ弱くなったけど、死臭は強くなってやがるし……」


ゲオルク「これぞ我の真の姿、ゲオルクゾンビだ!!」


くろむ「はぁ??」


ゲオルク「むりやり合成され、無念の念を込めたゲオルクを

     惨殺することにより、無念の念を最大化した姿が

     ゲオルクゾンビだ」


    「漆黒しっこく腐敗ふはいの魔力で、腐り朽ちる(くさりくちる)が良い!!!」


くろむ「ホント最悪な性格してやがるな!!!!」


   「こいつで消え去れ!!!!!」




くろむは復活したゲオルクゾンビに向けて、原子分解光線メルトバンを放った。


今まで発動に時間を要していた魔術であったが、

慣れと差し迫った状況により一瞬で発動することができた。


対するゲオルクゾンビは、腐敗のブレスで迎撃した。




原子分解光線メルトバンは七色の光を放ちながら腐敗のブレスを飲み込み始めた。

しかし、徐々に飲み込むペースが落ち始め、気づけば拮抗し始めた。




くろむ「なんであのブレスは消滅しねーんだよ!!」


ゲオルク「我のブレスはありとあらゆるものを腐敗させる」


    「例えそれが光や消滅させる力を持つものであってもな!」


くろむ「消滅を上回る腐敗とかなんだよ、それ!!!!」


   「しかもこれで分身体とか、嫌になるわ!!!!」


ナビ 「当然本体はもっと強いわけだもんね……」


クイナ「ゾンビになってだいぶ強くなってるけど、

    それでもまだそーちゃんの半分以下の魔力だね~」


くろむ「お前はこんなときでも軽いのな……」


クイナ「だって、くろむはこの程度じゃ負けないっしょ♪」


くろむ「そりゃそうだけど、少しは緊張感ってものが……」


ゲオルク「負け惜しみは見苦しいぞ」


    「このまま腐敗して朽ちてしまえ!!!」




ゲオルクゾンビは腐敗のブレスの勢いを10倍ほど強めた。


それによりくろむの原子分解光線メルトバンは、見る見る間に腐敗浸食されていった。

そこでくろむはさらに2発の原子分解光線メルトバンを追加させ、

再び拮抗状態に戻した。




ゲオルク「ほぉ、なかなかやるではないか」


    「でもこのままではじり貧ではないのか?」


くろむ「本番はここからだよ!」




くろむはゲオルクゾンビの頭上に千を超える巨大な剣を出現させた。




ゲオルク「苦し紛れにしてもしょうもないものだな」


    「こんなもの我に触れた瞬間に腐敗して終わりだぞ?」


くろむ「それはどうかな? そう思うなら受け止めてみな!!!!」




くろむは千を超える巨大な剣をゲオルクゾンビに向けて一斉に浴びせた。

剣はゲオルクゾンビに触れた瞬間に腐敗して朽ちると思われたが、

一本一本がゲオルクゾンビを切断し始めた。


巨大な剣のうちの1本がゲオルクゾンビの肺を貫いたとき、

腐敗のブレスの勢いが弱まり、原子分解光線メルトバン

一気に腐敗のブレスを飲み込み始めた。




ゲオルク「ま、まさか!!!!!??????」




原子分解光線メルトバンは、ゲオルクゾンビを飲み込みつくした。



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