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神々の戯れ~暇すぎるので転生させてみました~  作者: 日向ぼっこ
2章.冒険者編
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16話.運命の出会い


ゴブ太たちに新しい指示を出し終えたくろむは宿屋で

ベットに転がりながら今日を振り返っていた。




くろむ「とりあえず、無事に身分証とお金と宿は手に入れれた・・・」


   「慣れないことをしたせいかな・・・」


   「ものすごく眠いや・・・」


ナビ 「さっき受注したクエストも特に急ぎって感じじゃなかったし、

    今日は寝たら?」


くろむ「そうだなぁ・・・・」


   「早く寝るのは、なんだか勿体ない気はするんだが・・・・・」


   「・・・・・・」


   「・・・」




ナビ 「寝ちゃったみたいね」


   「寝たくないといいながら、寝落ちしちゃうなんて・・・」


   「子供みたいで、可愛いわね」


   「・・・  おやすみ、くろむ」




慣れないことをしていたため、自覚以上に疲れていたくろむは、

いつのまにか眠りについていた。




くろむ「ん〜、いつのまにか寝てたみたいだな・・・」


ナビ 「起きたようね、おはよう♪」


くろむ「おう、おはよう」


   「そういえば、昨日は晩飯食べずに寝ちゃったっぽいな」


ナビ 「疲れてたみたいだし、しょうがないね」


くろむ「おかげで、腹ペコだけどな」


ナビ 「でしょうね、さっそく食べにいきましょ♪」




この宿の1階は酒場も兼ねているらしく、

そこで朝食を食べれるらしい。


朝食として出されたものは、

トーストにスクランブルエッグ?に少し甘めの牛乳であった。


(食文化はほぼ日本と一緒なのか?)

(味はこっちの世界のほうが上な気はするけど)




ナビ 「で、今日はどうするの?」


   「さっそく、昨日受注したクエストやるの?」


くろむ「ん〜、急ぎってわけでもなさそうだしさ」


   「とりあえず、装備・・・ というか服とかを買いにいこうかなと」


   「ほら、サバイバル生活の結果、服装がかなり残念じゃんね・・・・」


ナビ 「まぁ、ところどころほつれも出てきてて、

    お世辞にもカッコいいとは言えないね・・・・」


   「むしろ、ひもじさが漂っているね・・・・」


くろむ「デスヨネ・・・」



   「だから、防具屋?にでもまずは行こうと思ってる」




食事を終えたくろむは、宿で防具屋の場所を聞き、宿屋を出た。




くろむ「昨日はドタバタしてて気づかなかったけど、

    この街かなり大きいな」


ナビ 「まぁ、都市一つで国を名乗るくらいだし、

    相当大きい都市ではあるんだろうね」


くろむ「そういうものなのかねぇ・・・」




街の中心に巨大な建物があり、

そこから放射線状にメインの道路が広がっている構造になっている。

中心の巨大な建物で<自治議会>を行うそうだ。


中心に近づけば近づくほど、身分の高い貴族の住居圏内になる。



そんなことを昨日、アキナから教えてもらったと思い出しているうちに

目的の防具屋に到着した。



防具屋の中には、煌(きら)びやかな鎧や盾など高価そうなものから

木箱に乱雑に入れられたおそらく廉価品(れんかひん)であろうものまで

色々なものが売られていた。




ロム 「いらっしゃい・・・」


(店員はやけにぶっきらぼうだな・・・・)



そんな店員を無視して、店内を探索した。

そのとき、一つのローブに目を奪われた。




くろむ「・・・・お」


   「これ・・・ なんかいい・・・」




くろむが見つけたものは、「蒼いローブ」だった。



ロム 「それ、蒼天(そうてん)のローブ」


   「水の精霊の加護うけたローブ」


   「いいものだけど、少し高い」


   「お金あるのか?」


くろむ「いくらなんだ?」


ロム 「銀貨80枚」


くろむ「・・・・」



(一応、銀貨90枚あるから足りるには足りるが・・・)


(まぁ、5日分の宿と食事は確保してるし、稼げばいいだけか)




くろむ「買う」


ロム 「わかった、これ着てくのか?」


くろむ「そうだな、今着ている服の処分頼めるか?」


ロム 「わかった」



さっそく、蒼天(そうてん)のローブを着てみた。


淡い蒼色で染まったローブは、見た目以上に軽く、

また清潔感にあふれたものだった。



くろむ「これ、いい!」


   「おっちゃん、ありがとな、これ気にいったわ」


ロム 「それはよかった」


   「大事にしてくれ」


くろむ「おう」




防具屋を出たくろむはナビに尋ねた。




くろむ「これで、どうだ?」


ナビ 「正直見違えた・・・・」


   「それかなりいいものだと思う・・・」


くろむ「掘り出し物ってとこかね」


ナビ 「うん・・・」


   「そういえば、くろむのステータスって<運>もかなり高かったもんね」


くろむ「魔力関係が異常すぎて、目に留まりにくいけどな」


ナビ 「たしかにね・・・・」


くろむ「さて、じゃああとは日用品でも買い漁るかな」


ナビ 「買い漁るほど、お金残ってないでしょ・・・」


くろむ「あ・・・・」


   「ぅ・・・、必需品だけ買いに行く・・・」


ナビ 「稼ぐしかないね」


くろむ「明日から稼ぐさ」


ナビ 「今日からではないのね・・・」


くろむ「今日はこの街をぶらつくって決めたからさ」


ナビ 「強情なとこもあったのね・・・」


くろむ「うっさい・・・」




必要最低限の日用品のみを買い込みつつ、ぶらぶらを街を散歩をしたのち、

宿に戻って今日はもう休むことにした。






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