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神々の戯れ~暇すぎるので転生させてみました~  作者: 日向ぼっこ
6章.進撃編
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67話.王の帰還


サタン「お前の国…… アイギスだったか? に行くといってもだな」

   

   「ここから船で一か月はかかるぞ?」


くろむ「俺が空間術の使い手であり、こんな部屋も作れるんだぞ?」


   「お前たちをアイギスに連れていく方法はいくつかあるけど……」


   「このまま、このルームの出口をアイギスの王座の間につなぐ」


   「ナビ、みんなの状況って把握してるのか?」


ナビ 「一応してるけど、報告はちゃんと直接聞きなさいよ」


くろむ「そりゃそうだな、ということはみんなもう帰ってるのか?」


ナビ 「今日の朝に帰ってきたみたいだよ」


くろむ「なら、すぐに帰るとしようかな」




くろむは、ルームの出口を王座の間に繋いだ。

くろむはアイギスに無事帰還を果たした。


王座の間に到着したくろむは、アキナとカインが王座の間で

何かを話しているのを見つけた。




くろむ「ただいま!」


カイン「くろむ様!!!!!!」


アキナ「くろむ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




アキナは目に涙をいっぱい貯めて、くろむに飛び込んできた。

それを優しく包み込むくろむ。




くろむ「アキナ、ただいま」


   「ちゃんと約束通り生きて帰ってきたよ」


アキナ「う、うん!!!」


   「おかえり、くろむ!」


くろむ「海を渡ってる途中アキナにかなり救われたよ、ありがとな」


   「話したいこと、したいことがたくさんあるけど……」


   「まずは、王としての職務をするよ」


アキナ「うん…… あとでいっぱい話そうね」


くろむ「もちろんだよ」


カイン「おかえりなさいませ、直ちに主要メンバーを会議室に集合させます」


くろむ「いや、ここにルームの入口を作ったままにするから

    ルーム内に集合させてくれ」


カイン「かしこまりました」




みんなの集合をルーム内で待つことにしたくろむたちは、ルーム内に移動した。

そこでアキナたちとレオナたちは初対面を果たす。




くろむ「自己紹介はあとでみんな揃ったらするけど、

    とりあえず軽く紹介するな」


   「まず、アキナ」


   「俺の伴侶になってもらう人であり、親衛隊の隊長を任せている」


   「次にカイン」


   「王国軍の統括を任せている竜人族の族長だ」


   「んで、こっちがアモン」


   「7大悪魔の一人のアスモデウスだったけど、名付けてアモン」


   「こっちがサタン」


   「同じく7大魔王のサタンだ」


   「最後の一人が俺と同じ転生者のレオナ」




軽く全員の紹介をしていると、みんなが集まり始めた。

くろむは全員が集まるのを待って、ナビに話しかけた。




くろむ「この人数の自己紹介は面倒だから……」


   「ナビ適当にしきってくれ……」


ナビ 「はぁ…………」




この役目にすっかり慣れたナビの見事な仕切りで全員が自己紹介を終え、

それぞれ雑談を始めた。




くろむ「雑談しだすほど打ち解けてくれたのはうれしいけど、

    色々な報告や確認を先にさせてくれ」


カルロ「兄貴悪い、その前に一個だけ!!」


くろむ「なんだよ?」


カルロ「7大悪魔なのに2人しかいないのは…… ?」


くろむ「あぁ~、色々あって殺しちまった、以上だ!!」


カルロ「……  どこまで強くなる気だよ……」


くろむ「俺が弱いよりいいだろ?」


   「まぁその辺はあとで話してやるよ、とりあえずカイン」


   「ダインとサラカに頼んでたカロライン王国はどうなった?」


カイン「先ほど、サラカ殿とダン殿がおいでになり報告を受けております」


   「ダイン様の軍勢の強さは圧倒的であり、

    侵攻開始後2日で王都を攻め落としたそうです」


   「その後、王族を拘束後に交渉し、カロライン王国の存続を条件に

    同盟入りすることになったそうです」


くろむ「さすがはダインといったところか」


   「東の海岸に要塞を作ってた転生者はどうなった?」


カイン「王都陥落後にダイン殿とサラカ殿でお会いしたそうなのですが、

    とりあえずは傍観しておくので、くろむ様に会わせろとのことです」


レオナ「タカシらしいわね……」


くろむ「そういえば知り合いなんだよな? どんな奴なんだ?」


レオナ「鍛冶の神ヘパイストスが転生させた転生者で、金属の支配者よ」


くろむ「金属??」


レオナ「私の炎が金属になったと思えばいいわよ」


   「ありとあらゆる金属を自由に支配できる、でも戦闘力は低めね」


ゴドラ「ドワーフ族としては興味あるお方ですね」


くろむ「そうだろうなぁ」


   「後日、俺とアキナとレオナとゴドラの4人で会いにいくことにする」


   「ダインとサラカにもあとで礼を言いに行くわ」


   「で、うちの軍はどうなった? 全員無事でほっとしてるけどさ」


カイン「結果から申せば…… 戦争には勝ちました」


くろむ「歯切れが悪いな、なんかあったのか?」


カルロ「それは俺が説明するよ」


   「戦争自体は基本的に圧勝で、神都を陥落間近ってときに

    ハイエルフが1人戦場に現れたんだ」


   「強いやつでさ、ソイソたちでは手がでないほどだった……」


くろむ「そんなにか!!」


カルロ「あぁ、そこで俺とアキナ嬢が対峙することになってな」


   「俺との1:1での決闘をすることになり、俺はそいつの首をねた」


くろむ「あぁ…… なんとなくわかったわ」


   「確かハイエルフってあいつらの神だったよな……」


カルロ「お察しのとおり…… 勝ったけど、従属や同盟入りはしない」


   「不服ならハイエルフたちの首を全て刎ねるがいいと……」


カイン「我らの不徳の致すところです、申し訳ありません」


   「後日、くろむ様との会談を要望され、

    それに承諾して軍を引くことしかできませんでした……」


くろむ「確かに最善ではないけど、最悪でもない」


   「それにみんな無事だし、気にしなくていい」


カイン「ありがとうございます」


くろむ「会談の日取りを決める使者を出してくれ、決まったら教えてくれ」


カイン「かしこまりました」


サタン「我らの相手をしながら、そんなことまでしてたのか……」


くろむ「あぁ、お茶目な3面作戦だ」


サタン「……」


くろむ「で、聖セイクリッド神国にいるはずの転生者2人はどうした?」


アキナ「それがね、少し前に南の大陸に渡るといったまま

    姿をくらましたようなの」


レオナ「ユウタとカオリの兄弟かしらね」


   「あの2人は精霊神オリジンに転生されたらしいわよ」


くろむ「は? 2人も転生させるってダメなんじゃないっけ?」


レオナ「神たちにもいろいろあるんだろうね、

    とりあえず二人はセットで転生されたらしいよ」


くろむ「お前と同じような目的で、精霊王に会いにいってるわけか」


レオナ「たぶんね……」


   「あの二人の能力は未知数よ、精霊を自由に使役できるとしか……」


くろむ「やっかいそうだけど、今は後回しだな」


   「とりあえず色々わかったよ、みんなありがとうな!」


   「そして、生きて帰ってきてくれてありがとうな!!」


   「これからも忙しそうだけど…… ちょいちょい隙みて休んでくれ」


サタン「我らはどうすればよい?」


くろむ「サタンとアモンは国に戻って今まで通り悪魔国を統治しててくれ」


   「力を借りたいときには声をかけるよ」


サタン「従属したのにそれでよいのか?」


くろむ「仲間がほしかっただけだって言っただろ」


サタン「まさか本当だったとはね」


くろむ「とりあえず統治はしっかりしてくれ、悪魔の暴走とか嫌だしな」


サタン「わかった」


くろむ「レオナはこっちに残ってくれ、色々と頼みたいことがある」


レオナ「わかったわ」


くろむ「よし、じゃあとりあえず解散だ、親交を深めつつ仕事を頼むな」

   

   「アキナだけ残ってくれ」



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