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神々の戯れ~暇すぎるので転生させてみました~  作者: 日向ぼっこ
6章.進撃編
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62話.レヴィアタン

今回少し短めのお話になってしまいました。

すいません。




くろむ「サタンよ、そろそろ30分経ったと思うが?」




くろむは、サタンが作成した舞台にあがりつつ、サタンに尋ねた。




くろむ「んで、誰からやるんだ?」


レヴィアタン「私からいきましょう」




そういうと、レヴィアタンは舞台に上がってきた。

舞台にあがったその悪魔は、今まで出会ってきた悪魔たちとは

一線を画した異形の姿をしていた。


舞台にあがったレヴィアタンは、<蛇>の姿をしていた。

その姿は大蛇であり、とぐろを巻いて小さくかたまってはいたが、

それでも100メートル四方の舞台の大半を埋め尽くすほどの

大きさであった。




くろむ「こんなにデカいのなら、舞台が小さ過ぎたんじゃないか?」


サタン「彼女の大きさに合わせてしまっては、大き過ぎますからね」


くろむ「そうかもしれないけど、どうしたもんかね……」




くろむは、悩んでいた。

悪魔たちを配下にすることは決めていたが、ここにいる4悪魔すべてを

従属するべきかを……


今後を見据えて強力な力を持つ配下を一人でも多くもつべきか、

数人は強奪眼の餌食とし、自分の力を強化すべきか……


悩んでいたくろむであったが、レヴィアタンのあまりにも巨大な姿を見て

レヴィアタンは自分の力を強化のために食らいつくすことを決めた。


配下とするには、巨大すぎる…… それが理由であった。




くろむ「何はともあれ、始めるか」


レヴィアタン「では、いきます!!」




レヴィアタンは、先制攻撃としてその巨大な体を生かして、

尻尾をくろむに対して打ち付けた。


尻尾と言えども大蛇のそれは、スカイツリーが倒れてきたのかと錯覚するほどの

迫力で迫ってきた。

いかにくろむといえ、それを受け止める気にはなれずに

空間転移によって回避することにした。


空間転移にてレヴィアタンの尻尾を回避したくろむは、

尻尾の落下地点の上空2メートル上ほどに出現し、

そこから尻尾に向けて魔術を放った。




くろむ「アイスピック × 5!!!」


レヴィアタン「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」




くろむが回避した尻尾をアイスピックで舞台に縫いつけると、

レヴィアタンは奇声を発した。

その奇声の大きさは半端なく、大地を震わせるほどであった。




くろむ「うるせーーー!!!」



奇声のあまりの大きさにイラっとしたくろむは、怒鳴りつけつつ

強奪眼にて睨みつけた。


くろむは、すごい勢いでレヴィアタンより力が流れ込んでいることを

感じ取ってた。


その瞬間、レヴィアタンは自身から力が抜けていくことを感じつつも

何が起こっているのかを理解できなかった。


しかし、徐々に自身の力が抜けていきつつあることだけは

理解できたレヴィアタンは、長期戦ではなく短期決戦を挑まなければ、

じり貧であることを判断していた。


短期決戦を決めたレヴィアタンは、自身の最大魔術をくろむ放った。




レヴィアタン「暗黒牢獄ダークプリズン




くろむは、真っ黒な空間の中に閉じ込められていた。

ただただ真っ黒な暗闇のみが支配する世界。


カオスが呼び出すあの空間の正反対のような世界。

色も光も音も香りもない世界……




くろむ「なんだかよくわからんけど、あまり長くいると

    気が狂っちまいそうな空間だな」


   「しかし俺に対してこれは悪手過ぎるな……」




くろむは、自身をおおう暗黒の空間を次元斬じげんざんにて切断した。




レヴィアタン「その牢獄の中で永遠のときを過ごしなさい……」


      「!!!!!!!」




レヴィアタンは自分の目を疑った。

自慢の暗黒牢獄ダークプリズンが目の前で切り裂かれていた……




くろむ「よっ!」


   「俺をあんなとこに閉じ込めるのは無理だよ」


レヴィアタン「ば、ばかな……」


くろむ「あれがお前さんのとっておきだったってことか」


   「強奪も順調に進んでいるみたいだから、そろそろ俺も本気だすかな!」




くろむはそう言うと地面に縫い付けていたレヴィアタンの尻尾を

次元斬じげんざんにて粉みじんにした。


そして、くろむはそのままレヴィアタンの頭に向けてジャンプした。

レヴィアタンの頭の上に着地したくろむは、さらに上空に空間転移をした。


そして、眼下にある舞台全体を範囲として魔術を発動した。




くろむ「聖凍土棺桶セイクリッド・インブレイスエンド




舞台とその上に鎮座するレヴィアタンをすべて氷づけにした。

くろむは、レヴィアタンから注ぎ込まれる力がかなり目減りしていることから

そろそろ強奪が完了することを察していた。


その巨大な氷の塊の上に着地したくろむは、レヴィアタンに声を掛けた。




くろむ「レヴィアタンよ、そろそろ終わりにさせてもらうよ」




くろむが氷の塊に対して、魔力を注ぎ込む。

すると、氷塊は氷の純度を増し、数秒後には粉みじんに砕け散った。




くろむ「ふぅ……」


   「これで俺の勝ちってことでいいか? サタンよ」


サタン「別に殺したら反則というわけでもないしな、お前の勝ちだよ」


   「でもよかったのか?」

  

   「我らの従属が目的ではなかったのか?」


くろむ「あぁ、そこは少し悩んだんだけどな、あいつはいいやってなった」


サタン「そうなった理由を聞いても?」


くろむ「別に…… 単純にデカすぎるなと思っただけだよ」


   「あと…… あんまり蛇が好きじゃない…………」


サタン「あははは、まさかそんな可愛い理由とはね」


くろむ「べ、べつに、いいじゃねーか!!!」


   「んなことはどうでもいいだろ!??」


   「…… 早く次やろうろうぜ」




その言葉に反応して、一人の女性が舞台に上がった。



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