表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神々の戯れ~暇すぎるので転生させてみました~  作者: 日向ぼっこ
1章.サバイバル編
6/104

6話.冒険者ギルド



アキナに連れられてやってきた店は・・・

見た感じはいかにもゲームによくある酒場といった感じだった。




ルーナ「いらっしゃ~い♪」


   「あら、アキナじゃない!」


   「ん? 隣の彼は・・・・」


   「ついにアキナも男性に興味をもったのね! おねーさん嬉しいわ♪」


アキナ「ち、ちがいます!!!」


   「か、彼はくろむさんといって、わたしの命の恩人なんです」


ルーナ「へぇ~、そういうことにしといてあげるわ♪」


アキナ「もぉ・・・」


ルーナ「はじめまして、くろむくん♪」


   「うちは、このお店の看板娘をしているルーナよ♪」


   「よろしくね♪♪」


くろむ「よ、よろしくお願いします」


(この人自分で看板娘っていったよ・・・)

(確かに可愛いとは思うけど・・・)




アキナ「今日はくろむさんにお礼としてご馳走するので、

    おススメをじゃんじゃん持ってきてください」


ルーナ「それはいいけど・・・」


   「じゃんじゃん持ってきて、お金大丈夫?」


アキナ「ぅ・・・・」


   「ほどほどでお願いします・・・」


ルーナ「は~い、あっちのテーブルがあいてるから座って待ってて♪」




ルーナに言われた席で座って料理がでてくるのを待っている。


(可愛い子と二人で酒場・・・)

(テンプレとしてはここで絡まれるのかね・・・?)



そんな物騒?なことを考えていたが、実際にはそんなことは起こらず、

テーブルの上には美味しそうな料理が並んだ。


エビチリっぽいもの、チンジャオロースっぽいもの、

チャーハンっぽいもの、春巻きっぽいもの・・・・・・


(中華だらけだな・・・)

(好きだからいいけどさ)


そんなことを思いつつ、春巻きっぽいものから食べてみた。




アキナ「ど、どうですか?」


   「お口にあうといいんだけど・・・・」


くろむ「・・・・・・・」


アキナ「・・・・・・」


くろむ「・・・・   うまい!!!!」




春巻きっぽいものはすごく美味しかった。

日本で食べていたものよりも美味しいんじゃないかな・・・・


お腹を空かし、美味しいものにも飢えていたくろむは

ものすごい勢いでテーブルの上の料理を平らげていった。




くろむ「ふぅ~・・・・」


   「すげー旨かった!」


   「あ、ごめん・・・  ほとんど一人で食べちゃったよね・・・」


アキナ「それは気にしなくていいですよ!」


   「くろむへのお礼なんだからさ」


   「それよりもお口にあったみたいでほっとしたよ」


くろむ「うん、すっごい美味しかった」


   「ホントにありがとな」


アキナ「どういたしまして♪」



正直、日本で食べていた料理よりこのお店の料理は美味い。

これは「アタリ」の異世界にこれたってやつかもしれない。




アキナ「それにガッツリご飯を食べる男性は素敵です・・・・(ボソ)」


くろむ「ん? なんか言ったか?」


アキナ「!!!」


   「い、いえ!  何もいってませんよ!!」


   「それより少し休憩したら、<冒険者ギルド>にいきましょう」


   「ギルドへの登録と銀鉱石の売却をしないとですしね」


くろむ「そうだな、悪いけどもう少し案内をよろしく」


アキナ「はい♪」




なんだか期限のいいアキナと談笑しながら少し休憩をし、

ふたりで冒険者ギルドへ向かった。




アキナ「今は昼間なので、きっとギルドはすいていると思いますよ」


くろむ「そういうものなのか?」


アキナ「はい」


   「朝にクエストを受けて、昼に消化、夜に報告という人が

    多いですからね」


くろむ「なるほどね」




ついでにお金について、冒険者についてをアキナから教えてもらった。


・お金の種類は<銅貨><銀貨><金貨><大金貨><白金貨>の

 5種類であり、


 100銅貨 = 1銀貨


 100銀貨 = 1金貨


 100金貨 = 1大金貨


 100大金貨 = 1白金貨  であること。


・ギルドのランクは<SSS>~<F>が存在し、

 入会時は<F>からスタートすること。


・<C>ランクまではクエストのクリア実績のみでアップ可能であること。


・<B>ランク以上にはクリア実績にプラスして、

 それぞれのランクに見合った試験を合格する必要があること。


・一般的に<B>ランクから一流とみなされるらしい。


・<SSS>ランクの冒険者は「戦略級の戦力」とされ、

 現在3大国に一人づつ存在していること。

 (マインには<S>までしかいないらしい)


・クエストは同ランクのもの、

 もしくは前後1ランク違いのものを受注できること




だいたい、よくある異世界ものの話と同じような内容であった。




くろむ「だいたいのことはわかったよ、ありがとな」


アキナ「いえいえ」


   「それにきっと記憶を失う前のくろむなら知ってたことだと思うよ」


くろむ「そうかもしれないけど、今の俺にはありがたいことだよ」


アキナ「お役にたてたならうれしいです♪」




そんな会話をしているうちに、<冒険者ギルド>に着いたので、

機嫌がよさそうなアキナと共に冒険者ギルドに入ることにした。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ