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神々の戯れ~暇すぎるので転生させてみました~  作者: 日向ぼっこ
5章.ルイン動乱編
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56話.創造神の悪ふざけ


くろむに呼び出されて、重臣たちがくろむの部屋に集まってきた。

全員が揃うころには、フウカたちの動揺も落ち着いていた。




くろむ「説明は終わったみたいだな、ナビありがとな」


ナビ 「感謝してるなら、普段から労いなさいよ・・・」


くろむ「感謝してるってば」


ナビ 「・・・・」




ナビのいつもの拗ねを流したくろむは、みんなにフウカたちを紹介する。

みんなが親睦を深めていると、外より声がかかる。


サラカが商人を連れて訪問したらしいので、応接室で待たせることにした。




くろむ「カイン、フウカ」


   「今から商人たちと話をするから同席してくれ」


   「内容としては、ガイアでの出店の意思の確認と

    出店する場合のルール説明になる」




くろむは、二人を連れて応接室へと向かう。

応接室に入ると、サラカの隣に一人の男性が立っていた。




くろむ「待たせて悪いな、サラカ」


サラカ「いえいえ、今来たところですから」


   「こちらがルイン1の商家:ルード商会のルードさんです」


ルード「お初にお目にかかります、ルードでございます」


くろむ「わざわざ来てもらって悪かったな」


   「この二人はうちの外交担当のカインとフウカだ」



   「しかし、サラカ」


   「2人ではなかったのか?」


サラカ「すいません、他にも数人に声をかけたのですが、

    ルインでの商売に集中したいとのことで・・・・」


くろむ「時流を読めない奴に興味はないからいいや」


   「ルードよ、ここにいるということは

    ガイアでの出店に前向きということでよいな?」


ルード「その通りでございます」


   「そして、くろむ王の寛容さと非情さ、

    どちらもサラカ殿より伺っております」


くろむ「非情さとは、貴族どもの件か?」


ルード「はい」


くろむ「俺は仲間には寛容だ、しかし敵対したものは徹底的に潰す」


   「覚えておくことだ」


ルード「承知致しております」


くろむ「じゃあ、内容に入ろうか」


   「ルードよ、うちで出店するとしてどんな店を予定している」


ルード「昨日と今日、ガイアを拝見させて頂いて、

    宿関係は現状では、十分な量が存在していると思います」


   「食事場、酒場、特産品売り場が現段階で足りておりません」


   「そして人の流れが増えたあとには、宿の追加はもちろん

    娯楽関係も不足しているのではと思われます」


くろむ「おおよそ俺の見解と一致しているな」


   「特産品としては、まずはドワーフ産の武具を考えている」


   「うちとしては2級品の武具を販売にするが、

    それでもルインの武器屋よりはいいものになる」


   「食事場、酒場を任せると言ったら受けるか?」


ルード「大変ありがたいお話ですが、条件次第・・・ といったところです」


くろむ「条件は3つ」


   「①売上の1割を毎月アイギスに税金として支払うこと。

     ただし、ルード商会はガイアへの通行料を無料とする」


   「②毎月、収支報告書を提出すること。」


   「③規模拡大等は事前に申請すること」


ルード「その程度のことであれば、うちはぼろ儲けになると思いますが・・・」


くろむ「儲かってもらわなきゃ困るんだよ」


   「Win-Winの関係じゃなきゃ続かないだろ?」


   「ルードには儲けてもらう、ルードはガイアの繁栄に貢献してもらう」


ルード「3大国の為政者いせいしゃにはいないタイプですね」


   「商人の気質にご理解があるようで、ありがたいです」


くろむ「搾取するだけじゃ、使い潰して終わっちまうからな」


ルード「くろむ王、この件を我がルード商会で引き受けさせてください」


くろむ「わかった、任せる」


   「書類は追って作るから、さっそく準備に取り掛かってくれ」


   「今後、うちの窓口はフウカになる」


ルード「今後ともよろしくお願いします」




準備に取り掛かると言い残し、ルードたちは退出した。




フウカ「若干、裏をもっているようですが、嘘は言わなかったようですね」


くろむ「商人が真正直だけなんて使えない奴だよ、

    裏があるくらいでちょうどいい」


   「書類を作成して渡すから、その後は任せた」


   「カインもしばらくは、フウカをサポートしてくれ」


フウカ「承知しました」

カイン「承知しました」




一通りのやるべきことを終えたくろむは、

数日間休暇を取ることにした。


その後、1か月程度は内政に従事した。

ルードの仕事は早く半月もしないうちに、

食事場を2軒、酒場を3軒出店していた。


また、ダイン王の承諾も得れたので、

無事にアイギスを盟主とする3国同盟を締結した。





そのころ・・・・



創造神「最近、カオスのところの坊主が順調すぎるな」


   「このままじゃ面白くない・・・」


   「悪魔神バロンを動かすか」




創造神は悪魔神バロンを呼び出す。

そして、創造神は悪魔神バロンに3国同盟に茶々を入れるように指示を出した。




バロン「父さま、そのためにはポセイドンのやつの領域を

    超えないといけません」


   「俺が呼び出した転生者は、

    奴が呼び出した転生者の手引きで海を渡らせましたが・・・」


創造神「ポセイドンのやつには、通過だけなら邪魔するなといっておく」


   「ただし、あいつにも面子がある」


   「あいつの領域内であいつにちょっかいをかけるなよ」


バロン「ご配慮ありがとうございます」


   「転生者と悪魔王サタンにはそのように申し付けておきます」


創造神「ただし、滅ぼすようなことはするなよ」


   「それはそれでつまらんことになる」


   「伸びた鼻をへし折る程度で良い」


バロン「わかりました」


創造神「これで、まだまだこの遊びが楽しめそうだ」




やっと、軌道に乗り始めたくろむを妬ましく思った創造神が

そんな悪だくみをしていることを知らないくろむは、

引き続き内政強化に勤しむのであった。




この話で5章は終わりとなります。

短めのお話ですいません。


本日、夕方ごろに<人物紹介>などを更新し、

明日より6章開始となります。


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