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神々の戯れ~暇すぎるので転生させてみました~  作者: 日向ぼっこ
4章.決意編
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37話.ドワーフ族②



ゴドラたちと共にただただ広がる草原にたどり着いたくろむたち。




くろむ「確かに目が覚めた草原にそっくりだ」


   「なんか感慨深いものがあるな・・・」


ゴドラ「なんの話だ?」


くろむ「仲間になってもらうまでは話せない話だよ」


   「色々と秘密が多い集団でもあるんでな」


ゴドラ「まぁ力の証明をしてくれて、

    配下になったあとなら教えて貰えるなら別にいいけどな」


くろむ「配下になったら全部話すさ、秘密は好きじゃないんでね」



   「さて・・・」


   「実際に見せるけど、ここから向こう10キロほど

    魔物以外はなにもいないんだろうな?」



ゴドラ「基本的にはここは誰もおらん草原だ」


   「もしものときは、運がなかったってことでいいだろう?」


くろむ「・・・」


   「命を運で片付けるのは嫌いだ!!!」


   「ギンジ! カルロ!!」


   「周囲10キロに魔物以外がいない確認をしてこい」


   「時間は5分以内だ」


ギンジ「かしこまりました」


カルロ「人使い荒いなぁ・・・」




そう言い残し二人は飛び出す。


くろむ「ゴドラ殿、少々お待ち下さい」


   「あと配下になった後は、命を軽んじる言動は許さないので、

    覚えておいてください」


ゴドラ「くろむ殿、いろいろ申し訳ない・・・」




ゴドラはくろむの圧力に怯えつつそう答える。



アキナ「わたしはいかなくてよかったの?」


くろむ「二人でたぶん大丈夫だし、アキナは隣に居てくれよ」


アキナ「わかったよ」




二人が甘ったるい空気を作り始めた頃、ギンジたちが戻ってきた。




くろむ「お前らはえーな!!」


ギンジ「お待たせしました、ここより左半分は問題ありません」


カルロ「ふぅ~、右半分も問題ないぜ」


くろむ「二人ともありがとな」


   「では、ゴドラ殿、今からお見せしますよ」


   「アキナ、ギンジ、カルロ」


   「たぶん数分のはずだけど、その間頼む」




くろむは他のものたちより数歩前にでて、両手を前に突き出した。


尋常じゃない魔力がくろむに集まっていることは

ゴドラにもわかった。




くろむ「地獄大業火釜(インフェルノ)!!!」




くろむの予想通り、くろむは意識を失い・・・


目が覚めたときは、アキナに膝枕をされていた。




くろむ「アキナ、おはよう」


   「ありがとうな」


アキナ「おはよう」


くろむ「ゴドラ殿はどうしてる?」


アキナ「あそこ」


   「さっきから口を大きく開けたまま、微動だにしてないよ」




くろむはゆっくりと立ち上がり、ゴドラの元に向かった。




くろむ「ゴドラ殿、お待たせしました」


   「これで証明になりましたか?」


ゴドラ「・・・」


   「・・・  !!」


   「すまん、あまりの威力に固まっておったわ・・・」




そして、ゴドラとそのお供がくろむに向かって(ひざまず)いた。




ゴドラ「くろむ殿・・・   いや、くろむ様」


   「先程までの無礼をお許し願いたい」


   「是非とも我らドワーフ族を配下にお入れください」


くろむ「見事なまでに態度が変わったな」


アキナ「まぁあれを見たら、しょうがないよ」


カルロ「俺と戦ったとき、本当は6割も本気だしてなかっただろ・・・」


くろむ「たぶんだしてたよ♪」


カルロ「ちっ・・・  絶対追いついてやる・・・」



くろむ「ゴドラ、こちらこそお願いする」


   「配下の条件として、全員が俺に従属する必要があるが、大丈夫か?」


ゴドラ「問題はないと思います」


   「一部反対するものもいるかもしれませんが、説得します」


くろむ「わかった、そこは任せる」


   「あーこれはゴドラへのお願いなんだけど、

    その敬語やめてくれ」


   「さっきみたいな口調のほうが俺も気楽でいい」


ゴドラ「わかりまし・・・  わかった」


くろむ「じゃあ、とりあえず集落に戻ろうか」


   「戻ったら、周辺にある集落のも含めて全員集めてくれ」


ゴドラ「わかった、帰ろうか」




くろむは疲労がまだ残っているため、ギンジの上で転がる。

そのまま、ゴドラたちとともに集落に戻っていった。


集落に戻ると大半のドワーフたちはゴドラに従ったが、

20人ほどの若者の集団のみ反対していた。



ゴドラのお手並み拝見と見ていたが、

ゴドラがその集団に対して、ドワーフという種族の未来と矜持を語り始めた。


転生者たちの状況が不明であるが、出会ってしまえば

そのまま破滅へと向かうことは容易に想像できること。


くろむという強者の庇護下にいれば、その脅威を退けることができること。


くろむはドワーフの鍛冶能力を高く評価してくれており、

我々の存在意義である鍛冶能力を生かせること。



それにより見るからに心が揺らいでいる集団に対して・・・

ゴドラは集落のみんなにも聞こえるような声で言った。


「ウダウダ言わずに俺の判断に従って、付いて来い!!!!!」




これにより全員がくろむに従属することを承諾した。


その後はいつもの作業・・・

ドワーフ族総勢300名全てを<従属>させ、一通りの<共有>を実施。


その後は、いつものナビ任せ。



くろむ「ナビ~、わるいけど、いつもの説明任せた~♪」


ナビ 「もうこの役回りなのは諦めて受け入れるわよ・・・」




くろむたちは、

説明の終わったドワーフたちを引き連れて

隠れ里に帰っていった。




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