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神々の戯れ~暇すぎるので転生させてみました~  作者: 日向ぼっこ
4章.決意編
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35話.試練の後始末②



くろむ「そろそろ落ち着いたか?」



先ほどまでの大混乱の念話が少し落ち着いたころに、くろむが声をかけた



ナビ 「くろむの非常識な行動はいつものことだから、

    理解をしようとせずに、結果をあるがまま受け入れる」


   「これが大事と説明しておくわ」


アキナ「酷い言い方だとは思うけど、わたしも概ね同意見よ」


くろむ「初期メンバーにそう言われる俺って・・・」



カイン「我らが主様である以上、規格外であるのは予想しておりましたが・・・」


カルロ「俺はむしろなんか納得したけどな」


   「あんな異常な強さ持っててもこれなら当然かもってな」


くろむ「お前にだけはいわれたくねーよ!!」




   「ま、全員でとりあえずの情報の共有はできたよな?」


   「で、これからなんだけどさ」


   「安全性を考えたら、この隠れ里を拠点にするのがいいと思うんだ」


   「ただ、懸念事項けねんじこうが一つ」


   「入口の設置場所についてだ」


   「あの転生者たちと敵対した場合を考えると、

    入り口は突破されそうな気がする」


   「そこで里への入口は<ルーム>内に設置しようと思う」


   「拠点の洞くつ → 里への入り口だけがある<ルーム> 

    → 隠れ里 → その他の<ルーム>」


   「これでかなりの安全性は確保できると思う」


ナビ 「ルームに里への入り口を作るとか、よく思いつくわね・・・」


アキナ「くろむはわたしたちの安全のための配慮は自重しない人ですもの!」


ナビ 「そうだったわね・・・」



くろむ「納得っぽいものをしてもらえたところで・・・」


   「カイン、悪いけど族長の屋敷にある一番広い応接室を俺にくれ」


カイン「屋敷すべてがくろむ様のものでございますが・・・」


くろむ「実際に住まない屋敷をもらってもしょうがないからさ」


   「一番広い応接室以外は今まで通りカインが使ってくれ」


カイン「承知致しました」


くろむ「俺はその応接室の一角にルームの入り口を作る」


   「そして、里自体をいずれは顕現化させるつもりではあるけど、

    その前にみんなと色々相談がしたい」


   「里の入り口の移動とか<マガツ湖>を元に戻すとか・・・ 

    色々やることあるから、とりあえず今日は休息日とする」


   「明日、屋敷の応接室に全員集まってくれ」


   「そこで主要メンバーの顔合わせもしよう」


   「軽い自己紹介は今日のうちに念話で済ませておいてくれ」




その日はそのまま解散となり、それぞれ休息を楽しんだ。



(俺だけはやることいっぱいなんだけどね・・・)



次の日、応接室に全員が集まっていた。

ナビ、アキナ、ゴブ太、ギンジ、エレン、ニーナ、

カイン、カルロ、シュガ、ソルト、ビネガ、ソイソ


(いつのまにやら、いっぱいになったなぁ・・・)




くろむ「全員集まったみたいだから、はじめよっか」


   「まずは、それぞれに俺からお願いしたい役割を説明するよ」




ナビ  くろむに同行。


アキナ くろむに同行。


ゴブ太 鉱石収集など勢力の金策活動。

    エレンの補佐。

    ゴブリン隊の統率。

     ※ゴブリン隊は、ゴブ太の指示の元、ゴブ太の仕事をサポート。


ギンジ くろむに同行。(騎獣)


エレン ルーム内の家事全般

     ※人手が必要な場合は、ゴブリン隊もしくは竜人族から補充。


ニーナ エレン外出時の護衛。

    ダンとの連絡役。

    ウルフ隊の統率。

     ※ウルフ隊は、拠点の洞窟周辺の警護/警戒


カイン 隠れ里の運営。

    竜人族の統率。

     ※竜人族は隠れ里内の家事全般とエレンの補佐。

      部隊戦闘の際は、各部隊の兵力となる。

    竜人族:歩兵隊(200名)の統率。

     ※竜人族:歩兵隊とは、

      歩兵の部隊であり、部隊戦闘時は本陣となる部隊。


カルロ くろむに同行。


ソイソ 隠れ里の防衛。

    竜人族:魔術歩兵隊(200名)の統率。

     ※竜人族:魔術歩兵隊とは、

      魔剣士の部隊であり、

      個人戦闘技術に加え、部隊戦闘としての連携行動も訓練させる。


ビネガ 隠れ里の防衛。

    竜人族:魔術砲撃隊(200名)の統率。

     ※竜人族:魔術砲撃隊とは、

      魔術師の部隊であり、

      防壁系および中規模範囲魔術の習得と練度向上れんどこうじょうをさせる。


ソルト 隠れ里の防衛。

    竜人族:重歩兵隊(200名)の統率。

     ※竜人族:重歩兵隊とは、

      巨大な盾と槍を持つ大盾師の部隊であり、

      相手の突撃を食い止めるための密集陣形ファランクスの訓練をさせる。


シュガ 隠れ里の防衛。

    竜人族:騎兵隊(200名)の統率。

     ※竜人族:騎兵隊とは、

      騎獣に騎乗し槍と剣を扱う剣術師/槍術師の部隊であり、

      個人戦闘技術に加え、部隊戦闘としての連携行動も訓練させる。




くろむ「基本は以上とするけど、なにか意見や相談はあるか?」


ゴブ太「主様、よろしいでしょうか?」


くろむ「どうした?」


ゴブ太「以前より周囲の探索を続けていました、

    森の洞くつ周辺についてなのですが、」


   「最近になって、多数の<ドワーフ族>の集落が

    存在することがわかりました。」


くろむ「ドワーフって、あの鍛治が得意な酒好きのちっこい種族?」


ゴブ太「一般的にはそう言われている種族でございます。」


   「そのドワーフの50名規模の集落が3つほど

    存在していることを確認しました。」


くろむ「ちょうどいいタイミングでのドワーフ発見だな♪」


   「鍛治の技術確保のためにもドワーフを

    丸ごと従属することにするわ」


   「ゴブ太、報告ありがとな」


ゴブ太「献策けんさくを採用して頂き、ありがとうございます」


くろむ「他にはなにかあるか?」



・・・・・・・・・・・



アキナ「みんな特になさそうだから、一つだけ・・・」


くろむ「どした?」


アキナ「みんなの役目・役割はわかったけど、

    くろむはこれからどうしたいの?」


   「くろむのことだし、細かいことは決めてないんだろうけど

    大まかにどういう方向に向かって進むつもりなのかは聞きたいな」


くろむ「とりあえずいくつか決めていることだけはあるから、

    それを伝えるね」


   「まず、当面目指すべき目標は、俺の勢力による新しい国の建国だ」


アキナ「け、建国!!!!?」


くろむ「あぁ、既存の枠組みの中にいては、

    守りたいものすら守れない時代になりそうだしな」


   「守りたいものを守るために、建国することを決めたよ」


   「次にその国の領土について」


   「<迷いの森>および<マカツ湖>を当面の領土としたいつもりだ」


   「選んだわけとしては、

    この隠れ里の顕現できる場所がその上空であることと、

    土地的に誰かが欲しがる場所でもないことかな」


   「これについては、いずれ<ダイン獣王国>と交渉することになる」



   「あとは、先ほどゴブ太から聞いた<ドワーフ>」


   「全員従属させることを目指す」



   「カイン!」


   「従属後は、この里に住ませるつもりだから、

    地域の確保と住居などの準備頼む」


カイン「かしこまりました」


くろむ「最後にこの隠れ里を顕現させるかどうかについてだが」


   「ひたすら隠れ住むのなら、このままがいいのだろうが、

    そんな生活を俺はしたいと思わない」


   「なので、建国宣言の前には顕現させる」


   「まぁ、浮遊大陸が出現して建国宣言とかインパクトあるだろうしな」


   「ただ、時期は今ではないと思っている」


   「<ドワーフ>を従属し、うちの部隊の装備を十全じゅうぜんにし、

    ルインとの関係をどうするのかを決めて・・・」


   「そのあとに、顕現と建国宣言かな」


   「<ダイン獣王国>と話すのはそのあとでいいや」


   「あんまりにももめたら、<ダイン獣王国>を

    つぶすからそのつもりで準備しててね」


アキナ「簡単にいうなぁ・・・」


くろむ「今のアキナに勝てるやつって、

    俺以外ではカルロが勝てるか勝てないかだぞ?」


   「自分の強さに自覚ないみたいね・・・」


カルロ「アキナ嬢、そんなに強かったのか!」


   「今度、手合わせしよーぜ♪」


アキナ「お手柔らかにお願いしますね?」


くろむ「その場に絶対俺呼べよ?」


   「救護役ぐらいはしてやるよ」



   「で、話それたけど、当面はこんな感じの目標にむかって、

    詳細は臨機応変でいくことになるかな」



   「意見がある人はいってくれ」



・・・・・・・・・・・



くろむ「ないから、これでいく」


   「今からについてだけど・・・」



   「ゴブ太!」


   「ドワーフの集落の場所を記載した地図を

    明日の朝までに準備してくれ」



   「ニーナ!」


   「ダンに情報提供の感謝と

    それに対処するべく動き出すという内容を伝えてくれ

    ただし、対処の内容は秘密にしといてくれ」



   「同行メンバーは明日の朝一からドワーフの集落に向かう」


   「残りのメンバーは与えた役割を全うしてくれ」




そこで会合は終了となり、

それぞれが自分の役目を果たすために散らばっていった。




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