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神々の戯れ~暇すぎるので転生させてみました~  作者: 日向ぼっこ
3章.激動の予兆編
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20話.くろむとアキナ


本章より徐々に展開が動き出します。





くろむ「だから、二つだって!」



アキナ「一つでいいんです!!!!」




・・・・・・・・・




ナビ 「ハァ・・・」



   「いい加減にしなさいよ、

    いつまでその不毛なやりとりしてるの・・・」



   「特にくろむ・・・

    いい加減諦めて受け入れる度量ぐらいみせなさいよ」



くろむ「そうはいうけどさ・・・」



アキナ「うるさいの!!!


    部屋は1つで、ベットも1つでいいの!


    女の子に恥をかかせないの!!!!!!!!!」



くろむ「は、はい!!!」




顔を真っ赤にしながら、激しく言い切るアキナに言い切られる形で、

借りる宿の部屋が決まった。



前回料金を支払ってあった5日は過ぎてしまっていたため、

新たに5日分の料金を支払い、部屋に向かう。


これからの予定などを話し合う為部屋に到着した二人は

互いを意識しすぎて、ぎこちない雰囲気でベットに腰をかけていた。




くろむ「何はともあれ・・・」


   「これからの行動なんだけど、

    お金も貰えたので当面の日用品の買い出しをしたいと思う」


   「かなりの量になったとしても

    <ストレージ>か<ルーム>にいれておけばいいしね」


アキナ「その二つは聞けば聞くほど、反則よね」


くろむ「まぁそうだな、でもあるものは使わなきゃ損だろ?」


アキナ「・・・・・・」


ナビ 「アキナ・・・

    くろむのその無駄に前向きなとこは、慣れるしかないわよ」


アキナ「そうみたいね・・・」



(そんな変なこと言ったかな...)



くろむ「ま、まぁ今日のすることはそのくらいです!」


アキナ「はーい♪」


   「当面の目標についてなんだけどさ、

    くろむが<S>ランクになるのを目指すことにしない?」


くろむ「それは特に否定する理由も見当たらないけど、

    一応理由を聞いてもいいか?」


アキナ「うん、ルインって街はその特性上、冒険者になって

    一定以上の立場になると相当自由が効くようになる街って

    説明したの覚えてる?」


くろむ「あぁ、一緒にこの街に来たときに言ってたな」


アキナ「うん、その一定以上ってのが

    <A>ランク以上になることなの」


   「くろむの場合は、新人過ぎるってこともあるから

    保険の意味で余裕をもって<S>ランクがいいかなってこと」


   「まぁ、くろむの本来の強さを知ってるから

    言える提案ではあるんだけどね」




そういうとアキナは苦笑をしていた。




くろむ「毎度ながらその辺は反論の余地がなくて困るな・・・」



   「とはいえ、<S>ランクを目指すことの意味はわかったし、

    それを当面の目標にしようか!」


アキナ「やった♪」




アキナは自分の提案が受け入れ、上機嫌となったが・・・




アキナ「ただ....

    わたしが足を引っ張らないようにしないとね・・・」



と、自虐的になり苦笑に変わる。




くろむ「あぁ、それについてだけどな

    <共有>の技能について覚えてるか?」


アキナ「ナビちゃんとわたしがお話できるようになってる技能よね?」


くろむ「まぁそれも効果の一つではあるんだが・・・

    とりあえずアキナをかなり死ににくしたから

    ステータス確認してみてよ」


アキナ「ん??  わかったよ」




アキナはくろむの言っている意味がわからないまま、

<ステータスボード>を開き、唖然とした。




アキナ「はぁ!!???????」


   「なにこれ、どういうこと!!???????」


くろむ「まぁちょっと落ち着け、説明するから」


アキナ「う、うん・・・」



くろむ「<共有>の技能はありとあやゆることを

    対象と共有することができる効果を持っている」


   「その効果を使って、俺のステータスの一部を

    アキナに共有という形で移譲した、まぁ発案はナビだけどな」


アキナ「・・・どういうこと??」


くろむ「二人のステータスを<共有>で合算させて、

    それを望む形に再分配したってこと」


アキナ「話がすごすぎてイマイチ理解できないけど、

    現実そうなってるもんね・・・・・・」


   「うん・・・  くろむはやっぱりすごいってことだね!!!」


ナビ 「ただのチート野郎なだけよ」


くろむ「なんか言ったか?」


ナビ 「なにも・・・」




アキナとナビがそれぞれ「らしい」反応を示しているのを

流しながら説明を続けた。




くろむ「これでまぁほとんどの魔物の攻撃は大した脅威じゃないはずだ」


アキナ「なんか申し訳ない感じもするけど、

    とりあえず足を引っ張らないですみそうだし・・・」


   「くろむ、ありがとね!」


くろむ「アキナの安全は俺にとっても大切なことだから、

    当然のことをしただけだよ」


   「ただ、この先なにがあるかわからないし、

    ステータスを少しでも強化することは急務かな」


   「今後は<強奪>で奪えるステータスのうち、

    3割をアキナに流せるように<共有>で設定しとくからね」


   「我ながら人間離れしすぎな発言だとは思うけど・・・」


ナビ 「いまさらよ・・・」

アキナ「いまさらよ・・・」



くろむ「・・・・・・」


   「ということで、当面は討伐系のクエストを中心にこなしつつ、

    できるだけ多くの魔物から<強奪>することを目指すでいい?」


アキナ「異議なぁ~し♪」


ナビ 「僕は今まで通り、くろむに付き添うのみよ」




当面の予定が決まったとき、くろむとアキナは目が合った。



真剣に話をしていたため二人とも忘れていたが、

同じ部屋の中で1つのベットに一緒に座っている状況を思い出し、

気まずい雰囲気が流れ始めた。




くろむ「ま、まぁ!

    今日は疲れたしもう寝るよ!」




そういいつつ、くろむは逃げるようにベットに潜る。




ナビ 「意気地なし(ぼそ)」


アキナ「あ、う、うん・・・」




アキナも同じくベットに潜る。




アキナ「おやすみなさい」


くろむ「おやすみ」




くろむは寝付けずにアキナに背を向けたまま寝たふりをしていた。

すると、背中に暖かさが伝わってくる。




アキナ「ねぇ、まだ起きてるよね?」


くろむ「あぁ」


アキナ「こっちむいてくれないかな、寂しいよ・・・」




くろむはアキナのほうを振り向くと

潤んだ目をしたアキナが目の前にいた。



そのあまりの可愛さにくろむは思わずアキナを抱きしめる。




アキナ「!!!!!!」


   「嬉しい・・・」


くろむ「アキナ・・・

    俺はアキナのことが好きだ」


アキナ「わたしも大好きだよ、くろむ・・・」




その言葉を最後にくろむの理性は吹き飛んだ。


その後、何度も何度もお互いを求めあい、

いつしか二人とも眠りに落ちていた。



ナビ「(・・・・・・)」






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