08-平原、歩く
じんわりとブクマしてくれている人が増えていてとてもうれしい限りです
がっ、いっただろぉ!!この作品は適当執筆適当更新だと!!
戻るんだ!まだ間に合う!普通のテンプレ作品のほうが面白いって!!
解体終了っと
さて掃除せねば、血の匂いに誘われて肉食動物が来たらかなわんし
水魔法で水出してちゃっちゃと流してしまおう
「ほいほいっと【ウォーターフロウ】っと」
初級の水魔法、空気中の水分を集めて足元に流して行動を阻害する魔法だ
これで・・・うんむ、流れてったな
んじゃ再出発といきますか
そのあとはちょこちょこと魔物?が襲ってきたが普通に撃退できた
出てきたのはさっきのバトルホース、ゴブリン、グラスウルフなどゲームにもいたモンスターたち
倒す方法もさほど変わらないのでさっさっと処理、ある程度倒すと逃げていくので追いかける訳もなく
「割と出てくるなぁ、遭遇率高くない?まだ10kmも歩いてないよ?」
ゲームと違いこの世界は人側が安定した戦力になっているわけではないので管理された国や街から離れた場所はこんなもんであるとおっさんは知らない
「まぁいいや、何とかなってるし、危ないのがいたら逃げよう」
さぁて目の前に森が見えてんだけどなぁ、その前に盛大な崖も見える
さらに近づくと右に少し行ったところに大きな橋が見えてくる
「なんかでっかい石橋だけど・・・あのでかさでどうやって固定してんだ?」
崖に大きな石橋、想像してほしい高く広い崖に石で組んだ橋をどうやって掛けたのかを
「門・・・だよなぁ入るのになんか資格とか必要なのか?まぁいってみるしかないか」
近寄ると人影が2人、門の傍に立っている、どうみても門番!!
耳・・・とんがってるなぁ、妖精種かな?
ゆっくり歩いて近寄ると二人も気づき、こちらを警戒して槍を構える
「あ、すんません、この橋わたりたいんだけどなんか必要かな?」
狼を連れた狼獣人がのそのそ歩いて近寄る、しかも周りには街や街道もない状態の場所を普通に考えたら怪しいものである
「貴様何者だ!このような場所に獣人がいるなど怪しいにもほどがあるぞ!!」
「ことと次第によっては捕縛することになる!目的を話せ!」
あ~この辺獣人いない場所?正直に話すべきかなぁ?ん~まぁ話しちゃうか
「あ、話すから取り合えず構えは解いてくれないかなぁ、おっさん武器しまうから、ほら」
アイテムボックスにハンマーをしまいラマルと一緒に座り込む
その光景を見てお互いに目線を合わせた二人の門番は話を聞くために近くの詰め所に来るようにおっさんを誘導するのだった
補足
アイテムボックス:よくある空間収納だがゲームに準拠しているため上限100種までしか入れることはできない、重量は無視される、同種のアイテムはひとまとめに入れることはできるが品質が違う、耐久度が違うなどの関係で武器は同じ短剣であったとしても1種扱いである、ポーションや薬草など品質が同じであればスタックされ99個までひとまとめにできる