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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

200文字!【お題ごった煮】

作者: kikiakiakia



今日も罪もない豚に杭を打つ。虚無への供物にするために。

底辺の人間に与えられる、それは残酷な義務だ。

神殿の暗闇からわらわらと暗褐色の虫が這い出ずる。

甲虫かぶとむしは神の御使いであり、みるまに血を撒き散らした豚に群がる。

仮面をつけた司祭が、血の中を蠢く甲虫を見据え、予言を読み解く。

形骸化した、重ねられる儀式。


そうしてやっとご大層な託宣がもたらされる。


そう明日も雨なのだと。


雷があれば明日は電気豚だ。



><すまぬ

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