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詩歌集

最後の冬の夜想曲



     月が夜の向こうで眠る


     新月の夜


     ちいさな星たちが


     いっしょうけんめいに


     夜空を明るく照らす


     今夜は何だか


     夜が奏でる夜想曲ノクターンが聴きたくて


     ネグリジェの上からあったかい上着を羽織り


     バルコニーに出る


     夜夜中は静寂の世界


     辺りはしん…としていて


     私はバルコニーの手摺に凭れながら


     静寂の中に微かに響く夜想曲ノクターン


     全身を傾ける


     すると


     風が、私の長い髪を揺らして過ぎていく


     冷たい風


     その風の中に、桜の花びらがひとひら


     ─ああ、もうそろそろ春なんだね。


     手のひらに桜の花びらを…


     春の欠片を乗せながら


     瞼を…閉じ


     冬の夜想曲ノクターンを愉しむ


     今夜で最後の冬の夜想曲ノクターン


     冬とはまた、しばらくお別れだね


     ─また、来年会いましょうね。


     


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― 新着の感想 ―
[良い点] 春の夜想曲を君へと── ──手のひらに舞い込んだ桜の花びらに見て想う。 まるで、君のようだと。 夏は、向日葵。 秋は、紅葉──、銀杏の葉。 冬は、雪の葉。 結晶のカタチは、どれも違くて。 …
[良い点] 昼間はだいぶん温かくなってきましたね。 冬の名残を味わいつつ、春を迎える心情が伝わってきました。
2023/03/05 22:17 退会済み
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