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プロローグ
幼い頃に捨てられた、広和は、佐々木家の養子として迎い入れられて育てられました。
義理の父の趣味が登山だった事もあり、小学6年になったばかりの春休みに、義理の父の趣味に巻き込ませた、広和とその息子の正吉が富士へ登山に来た。
七合目~八合目へと向かう途中で突然の雨のにみまわれた。
「義親父これ以上むりだよ引き返そうよ」
「そうだよ」
「そうだな、一度七合目まで戻るか~」
と戻ろうとした時、いきなり土砂崩れが発生した。
「正吉、広和~」
と言って義理の父が両手を伸ばした、かろうじて正吉の手は、取れたが広和の手は、取れず広和だけ土砂崩れに飲まれた。
飲まれながら広和は、もう次の転生か~、もう少しのんびり生きたかったな~と思いながら絶命した。