【思考】 戯曲『タワゴト』
真面目なんだかふざけてるのか分からない詩の戯れ二本立てです(苦笑)
【戯言其の壱】
〜〜悪夢ノ続キ〜〜
誰もが寝静まる丑三つ時
その一時間後
漫画に描いたような烈しい悪夢で目を覚ます
さらに第二の恐怖
驚愕の瞬間が身に降りかかる
布団の上に『赤の他人』
ではなく
天井から舞い降りてきた『天使』
でもなく
ほわんほわんほわん〜〜と脳裡に降ってきた戯言の雨 凸凸凸訥・・・・・・
第三の恐怖
それを文字にせずにはいられない
凸凸凸訥・・・・・・
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【戯言其の弐】
〜〜高級葡萄酒〜〜
彼の年齢とイメージがようやく今重なった
若き日から年代物の葡萄酒のように濃厚だった果実の液体がようやく今、本物の葡萄酒としてその名が瓶に刻まれた
その味がわかる女の数はこの世界にいかほどか
舌で転がし堪能して、講釈できる人間の数はいかほどか
価値も分からぬ高級品好きな女は大勢いて、その味を堪能しようと瓶の栓を抜こうとするだろう
しかし一時的な歓喜と至福の陶酔が冷めれば、瓶の栓が開いた状態で放置して、気が抜けた色水へと変質させてしまうだろう
彼という高級葡萄酒は時を越え、河を越え、世界を巡り、より多くの人々に嗜好されるに相応しい
濃厚で味わい深く
熱と情の燃えるような赤色を連想させる彼という高級葡萄酒に 乾杯




