♠【卒業】 桜〜♪LaLaLa
※リメイクしました。
僕らを迎えた門と桜が
今度は僕らを送り出し
次の世代を迎える日が近づくと
見慣れた景色が遠い過去のように見えた
通いなれた通学路
何度も自転車で走った
雨の日も雪の日も
学校は休みにはならなくて
遅刻しそうになったときは狂ったようにペダル漕いで
駆け上がった階段
駆け込んだ教室
おかげで長距離が速くなった
門をくぐればいつも同じ仲間がいて
じゃれ合うのがいつも愉しくて
門を彩る桜の木に関心などなくて
じっくり見ることもなかった
それが今更愛しいのはなぜだろう
いつも見守るようにそこに居た桜が
学校生活の一部になってたんだろうか
見上げれば桜は瞼閉じるように
蕾ぶらさげひっそり
そのときを待っていた
頬に当たる風はまだ冷たくて
冬のうたを唄ってる
冬はいやだ寒さで乾燥する
だからか感傷的になる
わけのわからない苛立ち振り切るように走り
疲れてしゃがみこんだグランドの
地面さえも愛しい過去になっていく
見上げた空の中にぐんぐん意識が吸い込まれていく
冷たい空気が頬を包み
聴こえてくる春の足音
桜〜LaLaLa 囁きはじめる
春の訪れが近づくころ
桜〜LaLaLa 囁きが
こころをざわめかせる
すっかり着慣れた制服着て
頬杖を突きながら上の空で聞く担任の話
制服を脱いで社会に出たら
学生気分でふざけたりすることもできなくなるだろう
そう考えたら 大人になるってなんかさみしいなと思い
瞳に黄昏れにじんだ
校舎から眺めた桜はぽつりぽつりと色づき始め
古い世代を送り出す準備を整えている
もうすぐあの門をくぐる日が来る
その先に進むために
なにがあるかわからなくても
時は待ってくれないから
進んで行くしかない
立ち止まったら取り残されるかもしれないから
怖くても前に進むしかない
でもまだ実感わかなくて
でも不安なのはきっとみんな同じだから
勇気出してみんなで
門をくぐろう
そして笑おう
青い自分に
青い季節にさよならしよう
いつしか校舎から見える桜はぽつりぽつりと咲いていた
桜〜LaLaLa 囁きが
もうすぐ花唄に変わる
真新しい制服着た同級生と潜った門を
出る日が来たら うたう
花弁散らして
桜〜LaLaLa 咲き乱れて
LaLaLa~祝福の花吹雪散らすだろう
もうすぐその門をくぐらなければならない
その先に路が続く限り
桜~LaLaLa 季節をうたう
旅立ちの日が近づくころ
桜~LaLaLa 花吹雪は
LaLaLa~祝福の唄「ことば」
うまくまとまったかな。。。(;'∀')