表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/130

【思考】   『鎖心』

自虐スイッチ入ります


「きれいだね」

「かわいいね」

「いい子だね」

褒め言葉がみんな冷やかしに聞こえる

わたしはきれなんかじゃない

ちっともかわいくなんかない

鏡がその真実を物語る

わたしは醜い

やさしくなんかない

冷たい人間だ

身もこころも荒んでいる

憐れな人間だ

何を信じればいいのかわからなくて

おびえている

誰も信じられなくて

傷付くのが怖くて

心を閉ざしている

信じなければ

裏切られても傷付かないから

誰も信じない

争うことを嫌い

「わたしはあなたに敵意はありませんよ」

と微笑む

あの人にも

この人にも

それでもずっと心は閉ざされている


わたしは一人

ずっと

この世で自分を護れるのは自分でしかない

最期まで……





次回作でまたお会いしませう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ