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【思考】   戦場のG

※『G』はのしかかる重みをイメージしています。

ゴールデンタイムが過ぎてゆく


また今夜も眠れそうにないわ


朱葡萄酒を呑んで喉を潤して


その朱い沼に溺れたいわ


  駄目よ


明日わたしは戦場へ向かう


周りは味方


それでもそこは戦場


唯一ヒトでなきものがわたしを惑わす


逃げ場のない一本道で


そいつが悪の元凶


高速で動いてわたしを惑わす


兵隊を潜伏させて


わたしたちの目の前を堂々と通過しようとする


目を誤魔化すことが得意なそいつらは


名付けて『キラーG』


そいつらがどこかに隠れているかもしれない 


  “見逃すな”


神経の糸が切れそうなほどピンと張る


緊張感のG


通過 通過 通過


何事もなく一般市民が通過してゆく


次か? 来るか? その次か?


  “やつらが見えない”


焦慮のG


  “やつらを通してはいけない”


責任感のG


わたしは身を焦がす焦慮


SHORYO



最後が何故英字なのか?はなんとなくです…

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