【恋愛】 新しい風が吹く頃に
「舞い降りた天使」というフレーズは以前から使いたかったフレーズでした。使いたいフレーズから詩を作ることが多い私。先に使っている人は多そうですね。某有名芸能人も最近使ってたような・・・。
新しい風とともにに舞い降りた天使
生まれ変わったぼくを新しい記憶の中に刻み込んで
ともに過ごした学生時代、交わした言葉は『授業のこと』か『テレビの話』
薄く彩られたその風景の中に『未完結な恋』を一つの完了形としてしまい込んで
この時まで思考の片隅に眠らせてた
恋の続きをここから始めよう
はじめてのスーツはグレー
こころは日だまりの色
真新しい黒い革靴で
ぼくはこの日から
新たな一歩を歩き始めた
過去のぼくは初心な少年
気持ちを伝えられず、思い出が一つ減った修学旅行
好きな女子と一緒の班になれなくて
本音を言えなかった夜の打ち明け話
好きでもない別のクラスの女子の名前を言った
あの頃のぼくはもういない
今ならちゃんと話せるよ
目を逸らさないで
心を逸らさないで
新しい風とともに舞い降りた天使
新しい風が吹く頃にぼくの前に現れた
大人になったぼくと君のいるもうひとつの風景が広がっていく
新しい恋の香を漂わせる
心地よい風の中で
今回は新社会人が初出勤の道中、学生時代恋していた女の子にばったり遭遇、もしくは見かけ、心の奥に眠らせていた恋心が再び目覚める、という設定で書いてみました。伝わったでしょうか…??