プロローグ
この小説は、
文章短い・投稿遅い・わかりにくい
の三拍子が揃っています。それでもいいという方だけ見てください。
苦手な方でも読んでくれると、作者が喜びます。
では、本編どうぞ!
私の名前は暁 光。高校1年生。
容姿は日本人特有の黒髪黒目で、美人ってほどでもない。
友達はあまりいないけれど、ぼっちにはなっていない。
成績はまあまあ良いけど、天才じゃない。
つまり、私は物語の主人公のような人なんかじゃ全然無い。むしろモブのような、いたって普通の高校生。私の周りに私を特別な存在にしようとする人もいないし、自分自身あまり目立ちたくない。私は皆が憧れるような主人公にも、その主人公に対する悪役にもなれない、負け組なのである。正直それでもいいと思っているが。
まあそんな私だけど、今、大変なことになっています。
理由は数時間前にさかのぼる・・・・
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教室に入って、自分の席に向かう。教室にはいつもどおりクラスメイトの話し声が響いており、少し騒がしい。
私の友達はクラスが違うため、朝はいつも無言になってしまう。同じクラスに友達がいるなんて、ちょっとうらやましい。
キーンコーンカーンゴーンと、いつも最後だけちょっとおかしいチャイムが鳴り、授業が始まる―――いや、授業は始まらなかった。先生がいない。
数分たっても来ないので、職員室に行こうという話が出たその時、床一面に魔方陣らしき模様が浮き出てきて、光った。
「どうなっているんだこれ!」
「何かのドッキリ?」
「ドアが開かない!」
「キャーーー!?」
クラス中がパニック状態。私以外に冷静になれる人はいなかった。
やがて魔方陣の光が強くなり、視界がホワイトアウトする。
そして―――――――
教室には、誰一人いなかった。