十二月三十日
二十九日。木曜日。何もしなかった日。朝七時に起きてゆっくり朝食をとったあとやっとの思いでTOEICの長文だけの問題を50分やる。勝率は五分の三。しかも何度か見た問題でだ。かなりやばい。のに力尽きて精読とかしないままに午前中いっぱいうとうとして(卒論やってたころによくなった現象。異常に眠い)、ホモエロ落書き書いて(どうせなら上手くかけよ。はだしの人の足がどうしても変)、昼ごろ雑誌を読みに行くと言って外出。ジンの大瓶とヨーグルト二パック買って帰宅した。母は坂戸で父しかいないので荷物検査はないのを見越してのことだ。ジンを買うのは初めて。アル中の門をくぐるみたいでドキドキする。ヨーグルトは同じものを二個。ヤオコーで小岩井のヨーグルトを198円で買ってマルエツに寄ったら、238円の半額シールつきを発見してしまったためだ。しかたないよね。食べなければ明日食べればいいし、ヨーグルトはお通じにいいしと言い訳しながら一つ目をパクパク空ける。ドトールでぱくってきた低カロリーガムシロを途中で追加。午後はネットサーフィンばっかりで勉強しない。だからだめなんだよ。
ルタオのチーズケーキが予想以上に甘かったせいでスイッチが入って、年明けまで持たせる予定だったアーモンドを空けて、まんじゅうのかくしておいた分も食べて、吐いてしまった。
夕飯は白菜の入った鍋で、なんとなく罪悪感があった。善意を吐いてしまったような気がした。大晦日が憂鬱。
三十日。ホットケーキを食べて、ひろちゃんと大宮で会うため出かけようとすると伊奈の実家に焼いたピザのおこぼれに預かった。もちもちしておいしかった。いい気になるから言わないけどお母さんの料理は世界一だと思う。
ひろちゃんと二人きりなのは妙に緊張する。嫌われたくないなと思うがゆえにぎこちなくわざとらしくなる。しかし「わたしらしい」って何なんだという気もする。そのくせ舞い上がって失言とか気持ち悪い言動ばかり。何といわれると困るけどそんなだった気がする。しかも中抜けして脱毛言ってるし。アスペルガーか私は。「私なら」中抜けされても気にしないけど、「私」じゃないんだぞ今一緒にで歩いてるのは。
昼食は迷ったあげくにワインバーみたいな個人経営のイタリアンで1000円のセットを食べた。ドルチェで選んだリンゴのシブーストが馬車道で昔頼んだそれと全然違って小麦粉とカスタードを練ったような味がした。しかもめちゃくちゃ小さくて、ひろちゃんの頼んだオレンジのタルトがうらやましかった。今度があったら今度はタルトにしよう。
中抜け後はカラオケに行った。喉が調子悪いのにいい気になって声出したらがらがらで今喉痛い。回復しかけで何やってるんだ私は。
ロフトで見かけたふわふわの二―ハイソックスが気になった。買えばよかった。あとセシルマクビーファビュラスの紺色のつるつるした素材のブラウス買えばよかった。どうせあの手のものは3900円が損ねなんだから。
夕飯は大盛りカレーだったけど罪悪感なくペロッと食べてしまった。だからくびれがなくなるんだよ。