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召喚

僕の名前は佐藤さとう みなと、普通の高校2年生である。

いや、それはもう違うか。

普通の高校2年生でした。



数分前



学校の授業が始まる。チャイムがなる。


「みんなー座ってー」


先生がそう呼びかけ皆が座り、


「それでは授業をはじめます」


先生がそういった瞬間。

床が光った。

僕は思わず目を閉じた。そして目を開けた時には知らない空間にいた。


「どこだここ?」


僕らは見たこともない空間にいた。


「な、何?」

「なんだここ?」

「え、学校は?」


皆がどよめく。すると、


「皆さんこんにちは」


知らない人が喋りながら歩いてくる。


「だ、誰ですか?」


先生が質問をする。


「私はこの国の国王、ルアン ウォーレといいます」


「どうか私達に力をお貸しください」


知らないおじさんがそう言う。


「私はこの子達の先生、御坂みさか 陽子ようこ


「ここはどこなのですか?」


先生がそう聞くと、


「ここではなんですので別の場所でお話をしましょう」

「着いてきてもらえますか?」


国王は丁寧にそう言うが先生は、


「嫌です」

「私達は学校へ帰らせてもらいます」


と言ったが、


「それは不可能です」


と言われた。


「なぜです?」

「というか、ここはどこなのですか?」


再び同じ質問をする。


「わかりました、お答えしましょう」


国王は仕方なく答えることにした。


「ここはいわゆる異世界というものです」

「あなた達36名は私たちが異世界から召喚しました」


いきなりこんな事いわれ皆、戸惑う。


「な、何をいっているのですか?」


「そんなの信じられるわけ無いじゃないですか」


先生が当たり前な返答をすると、


「それでは証拠をお見せします」

「レオン!」


「は!」


そう言い一人の男が前に出てきた。

男は片手を前に出し、


「フレイム」


そう言うと、何と手から火を出したのだ。


先生も皆も驚く。


「これで信じてもらえましたか?」

「それではゆっくりお話をするために着いてきてください」


「はい」


先生が答え皆で移動することになった。


移動先では『僕等は魔族を倒すために召喚された事』、『召喚は誰がされるかわからなかった事』、そして『帰る方法は国王もわからないが過去に僕達と同じように召喚された人はいる』と言うことを説明された。


この説明で文句を言う人、泣く人、まだ現実を受け入れられない人がいた。


しかし国王は反論もせず、


「すまない」


としか言わなかった。


そして今僕等はクラスメイトと先生で話し合いを行っている。


「皆はどうする?」


先生のこの質問に黙り込む人がほとんど、


「私は説明にあった『魔族』を倒して元の世界に戻れる方法を探すしかないと思う」


先生がそう言った。しかし、


「『魔族』を倒している時に死んだらどうするんですか?」


この答えに先生は答えられない。これは命を失ってしまう危険があるからだ。


しかし、


「俺がなんとかするよ」

「俺が魔族を倒して元に戻れる方法を探す!」


そういったのは、クラスの絶対的中心のような存在である赤羽あかばね 裕翔ゆうとだった。彼が発言することで皆『魔族を倒して変える方法を探す』と言うことに決定した。

そのあと僕等は城にある2人1部屋の場所でそれぞれ休むことにした。


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