春 巡りきて
詩です。
少し爽やかな風が貴方の心に吹きますように。
柔らかな光
さらさら さらさらと
桜の木陰 また巡りあう季節
積み重なってゆく 日めくりカレンダー
劇場のチケットは完売
客席の相貌の見えない人々
乾いてしまった掌の
遠い何処かの夢の破片
時々 眺めている
柔らかな光
さらさら さらさらと
桜の木陰 また巡りくる季節
春は残酷な季節と言った詩人がいました。
僕は平凡なので春は喜びを感じる季節のように感じています。ゆく人くる人巡りきて、また日々が始まる。
少しだけ残酷の要素もあるのかなぁ…。
四季は良いですよね。
長い冬のあとの春。
僕には希望の比喩です。
ありがとうございました。