プロローグ
ある小さな村にアレクと言う少年が住んでいました。幼き頃に両親をなくしたアレクは祖父に育てられ6歳の誕生日に1冊の本をもらいました。
その本の名は『英雄アレクサンダー』。
祖父によると両親がとても大好きで、アレクという名前の由来でもある人の本だと言っていました。
幼きアレクは祖父に読んでもらいその本が大好きになり自分もアレクサンダーの様になりたいと思いました。
本にはアレクサンダーの幼き頃からのすべてが載っていたので自分も同じことをしてみようと思いました。
『幼きアレクサンダーは朝から昼までは体づくりのためのトレーニングためをして体を鍛え夜は勉強しその完璧ともいえる体を手に入れた。』
これを読んだアレクは日の出からトレーニングし夜は祖父が持っていた山の様な本を読んだ。わからないところは祖父に聞きアレクはその生活を3年続け全ての本を読み終えた。
『幼きアレクサンダーは剣を学んだ。騎士であった父から剣をもらい剣を学んだ。』
これを読んだアレクは周りに剣を使える人がいなかったため祖父の本に1冊だけあった『神気流剣術』という本を読み学んだ。
『幼きアレクサンダーは魔法を学んだ。母が魔法使いであった彼は母から魔法を教わり上級魔法すらも扱っていた。』
これを読んだアレクは自分の周りに魔法を使える人がいなかったため祖父の本に1冊だけあった『賢者の書』という本を読み学んだ。
こうしてアレクは剣と魔法を5年で覚えた。
『青年アレクサンダーは15歳で旅に出た。』
これを読んだアレクは後1年後に旅に出ることを決め1年みっちり修業した。
アレクは1年で剣と魔法を組み合わせるという魔法剣という技を覚え旅に出た。