前へ目次 次へ 33/39 3 「簡単な儀式法ですが、そんなポピュラーなものではありませんしね…。本家で調べてみますか?」 「ああ、そうだな」 イマイチ納得できないマカだったが、ミナを抱え、歩き出した。 同じようにフーカを抱え、ソウマとセツカは歩き出す。 そんな三人の姿を、屋上から見続けているものがいた。 黒尽くめの服装で、深くフードを被っている。 「…あ~あ。失敗しちゃったか。上手くすれば、ボクの栄養になったのに」 軽く残念そうに言い、その人物は踵を返した。 すると姿は闇に溶けて消えた。