表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/39

黒き手のひら

 その夜、フーカはミナの部屋を訪れていた。

 両親は仕事で遅くなるらしい。

「自由にしててね」

「うっうん」

 しかしフーカはここに来た時から震えが止まらないらしい。

 もうすぐあの儀式を行った時刻だ。

 ミナはムリに笑みを浮かべ、立ち上がった。

「よしっ、お腹も減ってきたし、下におりてピザでも頼もう! 今の時間なら、バラエティ番組もいっぱいやっているだろうし」

「うっうん…」

 顔を上げたフーカだが、すぐに動きが止まった。

 表情が恐怖に引きつり、ミナの背後を震える指先で差す。

「あっああっ…!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ