前へ目次 次へ 2/39 2 二人の笑い方に、ミナはホウキを持つ手に力を込めた。 早くしないと、マカが戻ってきてしまう。 こんな二人と一緒にいるところ、ホントはクラスメートにだって見られたくはない。 「学校の隅に、プレハブ小屋あるでしょ?」 「あそこでちょっと遊ぶんだ。大丈夫、どっちかって言えば、ホラー系だから」 「肝試しみたいなもの?」 「そうそう! それで夜の七時に、学校の門の前に集合ね」 「遅れちゃダメだかんね」 「って、ちょっと!」 「後一人、誘わなきゃいけないから」 「じゃ~ねぇ」