表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エターナル  作者: 夕菜
40/40

エピローグ「この世界で一番大切なもの」



「俺もいつかこの町をでるのかなー!?」

楓は、サマの町を歩きながら、隣を歩いている自分の母=実明に問いかけた。

実明は買い物袋を片手にそれに答える。

「何?急にどうしたの。楓が将来のことを話すなんて、珍しいんじゃない?」

「そうかぁ!?でも、たまには俺だって考えたりするんだぞ!」

不機嫌な顔をしてそう言う楓に、実明はその淡い青色の瞳を歪ませた。

「楓になんてできるの?この町を出るなんて。母さん、そうは思わないわー」

「できるよ!!・・・美森にだって、できたんだしな!」

楓は吐き捨てるようにそう言うと、両手の指をくんで、それを後頭部にまわした。

(美森は今、どこにいるんだろ・・・?)

楓はそんなことを頭の隅で考えた。

初めて美森と会った時は、「生きてく自信ないよ!」などと言われて、内心かなり焦ったが、次美森と会ったときは、彼女はきちんと自分の足で立っていた・・・気がした。

きっと今もどこかで、元気にやっているのだろう。

「あ。おじいちゃんだわ」

「!」

前を見ると、そこにこちらに手を振りながら歩いてくる楓の祖父=サトの姿があった。

「じーちゃん!おはよー!!」

楓はサトのそばへ駆け寄る。

「おはよう」

サトは楓の姿を見て、ニッコリと笑った。

「お散歩ですか?今日は、天気が良いですから、気持ちいいですね」

後から来た実明はそう言って、サトに笑いかける。

そして、実明は真っ青な空を仰いだ。

「すげー!!青色!」

楓もつられて空を仰ぐ。

サトも「そうじゃのー」と呟きながら、空を見上げた。

楓は空の広さに感心した。そして、こうしてみんなで空を仰げることに少しだけ感謝した。

そして・・・本当にこの場を飛び出して、どこか別の場所でこの真っ青な空を仰いでみたい、そう思った。





「見てみてー!こんなに集まったよー!!」

海月は学校から帰るなり、現像してきたばかりの写真をアルバムいれ、そして大声でそう言った。

「着替えてからやればいいのにー!」

海咲はそう言いながらも、制服のままそのアルバムを覗き込む。

そのアルバムには、自分たちが幼いころの写真、家族で撮った写真、友達と一緒に撮った写真、そして海月と海咲、二人で写っている写真などが入れてある。

二人で撮った写真は、つい最近撮ったものだった。

カメラの最後の一回分が余ってしまったので、折角だから二人で撮ろうということになったのだ。

伸ばした手の中にカメラを持ち、レンズを自分たちのほうに向け、シャッターを押した。

そして、出来上がった写真がこれだ。

「うちらってほんと、似てるよねー」

海月はその写真を見て、嬉しそうにそう言った。

「当たり前じゃん。双子なんだし!」

海咲は、その写真を見て幸せそうに微笑んだ。

写真の中の海月は、黒色の瞳で笑っている。

写真の中の海咲は、淡いピンク色の瞳で微笑んでいる。

頭は半分、切れているけど・・・

いい写真だ。と海咲は思った。

「美森ちゃんとも一緒に撮りたかったな」

海咲は呟くようにそう言った。

海月は海咲の言葉に、すぐこちらに振り向き、言う。

「えー?でも、美森ちゃん、また来るかもしれないよ?その時に撮ろうよー。絶対に!」

「・・・うん。そうだね!」

海月は微笑んで、ゆっくりとアルバムを閉じた。

「・・・・今日さー海月が夕食当番だよ!何作るか考えてる?」

「あ!!すっかり忘れてたー!アルバムに写真入れることで精一杯で、そこまで頭がまわらなかった!」

「海月はいつもそうじゃん!」

「ははははー」

海月は困ったように笑うと、海咲に背を向け「何にしようー」と呟きながら、居間から出て行く。

(美森ちゃんか・・・)

美森は今頃、どこで何をしているのだろう。

・・・・また自分たちに、会いに来てくれるだろうか。

海咲はそんなことを考えながら、アルバムをテレビの横の棚に戻した。

・・・・そこには、枯れることのない二本の淡いピンク色の花と、一本の白い花が一緒の花瓶にさしてある。





「姉さん!家まで一緒に帰ろう?」

葵は、校門を出たところでそらに呼びとめられた。

「そら・・・学校まで来てくれたのか」

「そうよ!」

そらは満面の笑みでそう言うと、葵の手をとった。

葵は戸惑いがちに、そらの手を握り返す。

そして二人は歩き出した。

ウィタの街は今日も灰色の空だ。そして、町並みの向こう側にあの塔が見える。

葵はあの塔を見るたび、心がチクリと痛んだ。

過去のことを思い出す。そらの泣き叫ぶ声が耳の奥で聞こえる気がする。

(・・・・でも)

葵は自分の手に繋がれている、そらの小さな手を見た。そして、幸せそうに微笑んでいるそらの顔に目線をうつす。

今は、過去のことを忘れることができるぐらいの幸せ・・・いや、完全に忘れることはきっと葵にとって難しいことだ。

しかし、確かに手に余るぐらいの幸せが、今ここにあることは事実。

「美森はどこに行ったのかしら・・・」

そらは遠くの方を見ながら、呟いた。

「・・・・」

葵もつられて遠くを見る。

(・・・あの二人はどこに行ったのだろう)

そう、あの二人はあの日以来、忽然と姿を消した。

葵のまえにも、そらの前にも姿を現さない。

二人は・・・元気でやっているのだろうか。

それとも・・・地球という惑星に帰ったのだろうか。

葵はどちらにしろ、心の奥で少しばかり後悔していることがあった。それは・・・感謝の気持ちをきちんと伝えることが出来なかったことだ。

・・・特に美森には。

塔の中に閉じ込められていた“魔物”を“そら”に戻してくれたのは間違いなく、美森だった。

・・・そのことが、「幸せ」への近道になった気がする。

「私、美森にありがとうって言いたかったわ」

「!」

葵はそらの言葉にどきりとする。

そらは葵と同じことを考えていたのだ。

「・・・そうだな」

葵は少しだけ微笑んで、そう言った。

・・・空の色は相変わらず灰色一色だが、今までと違い、空が広く、明るく見えた。

きっとそれは、葵の心が少なくとも灰色ではなくなったからだろう。





初音はゆっくりと目を開いた。

目に映るのは、見慣れた光景。そして、つけっぱなしのテレビ。

どうやら、テレビを見ている間に、うたた寝をしてしまったらしい。

初音は、低いテーブルの上にあるテレビのリモコンを手に取ると、ぽちりとテレビの電源を消した。

・・・・とても、幸せな夢をみた。

昔、まだ“姉妹”が一緒に暮らしていたころの夢。あたり前に、妹が自分の隣にいたころの夢。

「・・・」

(あの頃は、それが当たり前だったのにな・・・)

初音は、大きな伸びをするとソファから立ち上がる。

(そろそろ夕食の準備、しなくちゃ・・・)

初音がテレビの前を通り過ぎようとしたとき、初音はその歩みを止めた。

「・・・・」

そして、テレビの上に置いてある写真を手に取る。

昔に撮った家族写真。

少し前までは、ほとんど開くことのないアルバムの一番後ろのページに入っていた。

・・・でも、今はこうして、手にとって一緒に微笑むことができるんだ。

とその時、玄関の扉が開いた。

「ただいま」

結が玄関の扉を開け、家に入ってきた。

「おかえりー」

初音は、写真をもとの位置に戻し、結の方へ歩み寄った。

・・・・が、結の後には・・・

「お邪魔しまーす!」

「・・・何で君まで一緒にいるの?」

黒い瞳を持つ青年=勇の姿があった。

勇は、初音の不機嫌な声色も気にする様子なく言う。

「だってこの前、いつでも家に来ていいって言ったのは初音さんだよなー。なー、雫ー?」

「いつでもなんて言ってない!!たまには来ることを許すって言ったのよ。結の言葉に免じてね!」

「でも、この家に入ることを許されたのはた確か!だから俺の言ってることは正しい!!なー、雫ー?」

が、勇が振り向いた先には結の姿はなかった。

結は、二人が口論している間にいつの間にか家の中に入っていた。

結は、肩越しに振り返るとぼそりと言った。

「・・・兄さん。いちいち大きな声でしゃべらないで」

「・・・俺はな~、この声が普通の大きさなんだぞ!?」

勇は靴を脱ぎ捨てると、家の中に足を踏み入れる。

「ちょっと・・・」

が、初音はそこで言葉を止めた。

どうせ、これ以上言っても無駄なことだ。

「・・・姉さん。この写真・・・」

結はテレビの上に置いてある写真を、食い入るように見つめている。

初音は結の方に歩み寄りながら言った。

「あっ。結はこの写真、見るの初めてなのよね。この写真はね、結がやっと立って歩けるようになった頃に撮った写真なのよ」

「・・・・」

初音は思った。

結はこの写真を見て、何を思っているのだろう。

家族のなかにいる綺麗な朱色の瞳の自分を見て。

「・・・私・・パーツに生まれないほうがよかったのかな」

結は初音の耳に、やっと届くぐらいの音量でそう呟いた。

「え・・・」

「だって・・・」

「雫はパーツに生まれてよかったよ!」

テーブル越しのソファにいつの間にか腰かけている勇は、いつもの大声でそう言った。

「確かに、全てがよかったって意味じゃないけどな。・・・でも、出会えただろ!?俺に!!それなのに、全てを後悔しているような言い方するなよー?」

「・・・・」

結の表情が、微かに動いた。

・・・そして沈黙。

「・・・そうだね。パーツじゃなかったら、美森、と出会えなかったし」

「なっなにー!?俺は!?」

その言葉を聞いて、取り乱した勇を見て、結は微笑んだ。

「・・・冗談。兄さんとも出会えてよかったって思ってるよ・・・」

「そうかぁ。よかった~。・・・・・って・・・」

『雫が冗談!?』

『結が冗談!?』

勇と初音の声がみごとに重なった。

「・・・」

勇と初音は、お互いに相手の顔を横眼でみる。

「・・・私が冗談言ったら、変?」

「べっ別に変じゃないよなー?初音さんもそう思うだろ?」

「もちろん・・・」

初音はドギマギしながら言う。

「・・・はははははっ」

雫はそんな二人の姿を見て、満面の笑みで笑った。

結はそんな二人の姿を見て、満面の笑みで笑った。

・・・とても幸せそうに。

「はははー」

勇も大声で笑う。

「・・・」

初音は困ったように微笑んだ。

「・・・姉さん。まだ美森のこと怒ってる・・?」

結は初音の顔を見上げ、控え目な声でそう問いかけた。

初音は結の言葉に、微笑みを返す。

「・・・怒ってるわけないじゃない。・・・あのときは、感情が抑えきれなかったんだけどね」

「あー、あの時の初音さんは、かなり怖かったしな!」

初音は勇の言葉を無視して、言葉を続ける。

「美森も、必死だったんだろうね。地球に帰ることに」

「・・・うん・・・・・・」

そして結は俯いた。

「・・・・何で美森は帰っちゃったんだろ・・・。別れの言葉も言わずに。もう一度、美森に会いたいよ・・・」

「・・・・」

「・・・」

勇は黙って、ソファから立ち上がると、結の傍らに歩み寄る。そして、励ますように結の頭をポンポンと優しくたたいた。

「雫・・・。俺も辛いよ。あいつらに会えないってことは」

「・・・・」

すると、勇はぱっと笑顔になった。

「でも、すべてが消えてなくなったわけじゃないだろ!?あいつらに出会わなかったら、なにも残らなかったけどさ。

出会えて、友だちになれて、思い出ができて!!そのことは紛れもなく事実なんだし。

な!?俺たち得しただろ?」

結は勇の言葉を聞いた後、ゆっくりと顔を上げた。

「・・・・・うん。私・・・得した・・・のかな。でも・・・兄さんに励まされるのって変な感じ」

結は少しだけ微笑んだ。

「何だよそれ~!?」

勇は苦笑いを浮かべながらそう言う。

「っていうかさー、雫が俺と初音さんのこと、兄さん、姉さんって呼ぶから、俺たち本当の兄弟みたいだなぁ~」

勇はにやにやしながら、初音を横目で見る。

初音は慌てて、それに言い返した。

「何言ってんのよ。私は、結、の姉なのよ!」

「俺は雫、の兄だ!!」

「・・・・」

雫は、半ば呆れた様子で二人の会話を聞くと、ムッとした表情で二人を見上げる。

「・・・私は、結でもあるし雫でもある。だから・・・私から見れば、本当の兄弟みたいなものなのかも・・・」

結はその言葉を言い終えると、恥ずかしそうに顔を伏せた。

「・・・だってよー。初音さん!結ちゃん、がそう言ってるぞー?」

勇はより一層、顔をニヤつかせて初音を見る。

「それは結から見た場合でしょ!?私には関係ないことだから。

それに私は、君のこと完全に認めたわけじゃないんだからね!!あんまりふざけたこと言わないで!」

「おー!?相変わらず、厳しいなぁ。まぁ、そのうち認めさせてやるよ」

勇はそう言うと、鼻で笑った。

「何カッコつけてんのよ。私は、そう簡単に君のこと認めるつもりはないから!」

「それはどうかな?俺は、ちょー優しいやつだから、すぐに認めざるをおえない状況になるぞー!?」

「・・・少し黙っててくれる!?このナルシスト!!」

結は二人の口論を気に留める様子なく、ズボンのポケットから何かを取り出す。そしてそれを、手の中で広げた。

それは・・・・十字架の飾りがついた可愛らしいネックレスだった。

「お?なんだそれ?」

勇は初音との口論をやめ、そのネックレスに視線を落とす。

初音もそのネックレスを見下ろした。

「これ・・・美森とおそろいで買ったネックレス。“友だち”の記念に」

「・・・・」

「・・・・」

雫はそこまで言うと、可愛らしく微笑んだ。

「・・・今日からこれを、私のお守りにする。

・・・事実を忘れないでいるための。そして・・・奇跡を信じるための」





ここは、夏の心地よい風が吹き抜ける森の中・・・。

その風にのって、誰かの歌声が微かに聞こえてきた。

「♪夢を失うよりも・・・悲しいことはー・・・自分を信じてあげられないこと・・・」

その声の主=金の髪を持つ、美しい女性は、木に背中をあずけて軽く目を閉じ、気持ち良さそうに音を奏でる。

「綺麗な歌声だね。最後まで聞かせてくれる?」

突然、その女性の前に一人の青年が姿を現した。

銀の髪と、美しい銀の瞳を持つその青年は、その瞳を歪ませ笑っている。

その女性は、その口を閉じ、金色の瞳をすっと細めた。

「・・・それはできない。この歌を終わらせることは、私にとって難しいこと」

「・・・なんで?僕は最後まで聞きたいな」

青年はそう言うが、相変わらずその口には微笑みが浮かんでおり、そのことを強く望んでいるようには見えない。

「・・・物事の終わりは、儚く悲しい。

だから、この歌の終わりも、儚く悲しいものになってしまうと私は思うの。

だから、最後まで歌ってしまうということはできない」

・・・風が吹き抜けた。

木々の葉が、ざわざわと鳴る。

「・・・永遠ってあると思う?」

青年が静かな声で、女性に問いかけた。

「・・・・・永遠はある」

すると女性は、沈みかけている朱色の夕日を指差した。

「あの太陽は永遠。そして、それに代わる月も。

太陽と月は、気が遠くなるほど昔に誕生した。そして、今もここに存在する」

・・・風が二人の髪を優しく揺らす。

「でも、これからも永遠であり続ける証拠はどこにあるの?」

「・・・・それは・・・」

女性は青年のまっすぐな視線から、逃げるように目を伏せる。

「・・・永遠なんて分からない。誰も永遠の真実を知らないんだ。そして、知ることができないんだよ。・・・だって、すべての生き者は“永遠”を見届ける前に、消えてしまうから」

青年は、どこか寂しげにそう言った。

「・・・永遠なんてものは、この世界にない、そう言いたいの?」

女性は、揺らぐことのない金の瞳で青年の瞳をとらえる。

「・・・多分ね。少なくとも、僕たちが立っている“この世界”には」

「・・・・・どういう意味?」

青年はクスリと笑う。

そして、満面の笑みで言った。

「また永遠を感じそうになったら・・・新しい“ゲーム”を始めようよ。ノワ」






春がきた。

そして、美森はめでたく第一志望の大学へと入学することが決まった。

美森は前々から、人の心などに興味があったので、心理学を勉強できる大学を受験することに決めたんだ。

家からは近いとは言えない場所にあるけれど、この大学を受験すると自分で決めた。決めることができた。

本当にこの進路でよかったのかな・・・と思うときは、もちろんある。でも・・・きっと、よかったんだと思う。

・・・信じる気持ちで同じ世界も違って見える。だから・・・。

自分を信じて、少しずつ歩いていければいいと思う。

美森は入学式が終わると、大学内から出た。

敷地内に植えられた、たくさんの桜の木々が、やわらかな風と共にふわりふわりと花びらを落とす。

それと同時に、美森の首にかかった十字架のネックレスも微かに揺れた。

「美森もこの大学に入学したんだな」

「!」

後ろに振り返ると、そこに少しだけ大人っぽくなった凛の姿があった。

「うん!」

凛はその懐かしい琥珀色の瞳を歪ませて、あの頃と同じように微笑んでいた。





end.

・・・・・・・・




ここまで読んで下さり、有難うございました。

少しでも楽しんで頂けたならば幸いです。

美森と凛のこれからの物語は、どこかでひっそりと続いていくんだと思います・・・。


一言でも歓迎ですので、感想頂けると嬉しいです。

ではでは。


夕菜




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ