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優しさの代償と悪魔の契約  作者: まりちゃんのだんな


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第6話 歪められた方舟

馬車は大空を駆け抜けて、やがて小さな島にある大きな建物に着いた。


おばあちゃん「良し着いたよ、さあみんな馬車から降りて」


目の前には古代の神殿の様な白い石造りの建物が聳え立っている。


おばあちゃん「此処が古代図書館だよ、さあみんな中に入るよ」


三人はおばあちゃんの後について行った。


図書館の中は本棚がズラリと並んでいて一部のスペースに読書用のテーブルと椅子が並べられている。


おばあちゃん「みんな好きな本を読んで勉強しな、でもサーシャお前だけは私が選んだ本で勉強するんだよ、いいね」


そう言っておばあちゃんは近くの本棚から一冊の分厚くて大きな本を取り出しサーシャに手渡した。


おばあちゃん「最初はこの本からだよ」


サーシャは渡された本のタイトルを読んだ。


サーシャ「悪魔大辞典」


おばあちゃん「その本にはネックレスに封印してある悪魔ニスロクの事も書いてあるからしっかり読んどくんだよ、いいね」


サーシャは読書スペースに行き、椅子に座ると本を読み始めた。


ニスロクのページを探して読んだ。




ニスロク・地獄の王たちの料理長


・食卓の楽しみや料理を司る存在


ニスロクの正体

本来はノアの方舟の破片


・救済 ・守護 ・命を残す為の器



それが偶像化されて歪んだ存在



ニスロクに対抗する為の手段は


もう一つの方舟の欠片(守護の破片)


「アーク・フラグメント」


邪悪・呪い・穢れを浄化する力




と書いてある。




サーシャ「アーク・フラグメント、ニスロクは偶像化されて歪んだ存在…」


おばあちゃん「サーシャ、お前はどう思うニスロクの事?」


サーシャは深く考え出した。


サーシャ(ニスロクと戦ってもいいの?いくら悪魔だからと言っても元々は…)


こうなると何を言っても耳に入らなくなる事が分かっているおばあちゃんはしばらく放っておく事にした。


サーシャは一体どんな答えを出してどうするのだろうか?













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