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優しさの代償と悪魔の契約 〜ニスロク編〜  作者: まりちゃんとだんな


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第4話 赤黒い意識

おばあさん「ホレ、たっぷり食いな、ヒッヒッヒッ」


おばあさんは首から下げているネックレスに光の玉を近づけた。


そうすると玉は二つに分かれてネックレスに吸い込まれた。


するとネックレスが大きく赤黒い光の脈を打ち続けた。


おばあさん「おおお、これだぁ…この力が欲しかったんだ…これでアイツらに…!」


その時、何かがおかしい事におばあさんは気づいた。


おばあさん「ん?な、何だ!?」


『ピキッ』


突然二つのネックレスにヒビが入った。


ヒビの隙間から赤黒い光が強く漏れ出した。


そして、その中から何者かの意識の様なものがおばあさんの前に現れた。


「お前の望み叶えてやる、その代わり貴様の体と引き換えにな!」


それは、おばあさんに纏わりつき、冷たく歪んだ意識が皮膚から身体の内側へと流れ込んで来た。


おばあさん「ヒェッ!や、やめろ、こ、こんな筈じゃ、ヒィ、エッ、グガッギャー!」


そしておばあさんは静かになり、グッタリした様子だ。


おばあさん「フフフフフ、はっはっはっ!フンッ!」


その声は猛獣の様な恐ろしい響きを発している。


そして、その目には輝きは無かった。


その目の奥で、何かが不気味に笑っていた。



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