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星の宮の妖祓い  作者: 春伊
第4章
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1話②


 一乃の仕事机の前に置いてある小さな机を囲んで、5人が長椅子に座る。

 開口一番に口を開いたのは、龍臣だ。


「全員、ちゃんと任務の内容は分かっているか?」


「「星の宮」の外へ調査してきてほしい」

 一乃がポツリと言う。

 その言葉を補足する朝晴。

「外と言っても、隣の敷地だけどな。塀によじ登れば見えそうだけどな」


「調査と言っても、具体的に何をすればいいのかは分からないわね」

「椎名様は何を見て来てほしいんだろう……?」

「”見て”来るだけだったら、凪だけでもいいもんな」

 朝晴が凪を見る。


 凪は顎に手を当てて考える。

「5人じゃいけない……なにか理由があるのかな?」



「照星さんは、未来が見えますから」



 突拍子もないことを言ったのは一乃。

 一瞬、部屋が静寂に包まれる。

 その静寂を裂いたのは凪だった。

「うん……そうだね」


「え? 椎名様って未来が見えるの?」

「おい、初耳だぞ?」

「凪、そうなのか?」


「う、うん……」

 しどろもどろの凪に代わって一乃が答える。

「たまに、見える。とおっしゃっていました。いつ見えるのかは分からない、らしいです」


「……そう言われてしまうと、そうなのか……」



「で、いつ調査に行くかだ」

 龍臣が気を取り直して言った。

「別に日にちは指定していないし、今からでもいい訳だが……」

 明蘭が4人の顔を覗き込む。

「行ってみる?」



 初めて5人で出ることになった。





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