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星の宮の妖祓い  作者: 春伊
第3章
54/88

5話②


「一宮、結界を直そう。手伝うから」

 凪が、窓際にいる一乃に声をかける。



 すると――


「いい、俺がやる」



 声のする方向を見る。

「えっ……椎名様?」


 椎名照星が立っていた。

 手で空間に文様を描きながら近づいてくる。


「連携はよく合っていたな。感心した。でも……」



「雑談が多いな」



「そう言われても……」

「必要行為……」


「そういう、ああ言えばこう言うところも変わっていない」

 照星がため息をつきながら文句を言う。


「そうやって、すぐむきなるところ、変わっていませんよ」

 すぐに朝晴が、言い返した。

「確かに……」


 2人に言われ押し黙ってしまう照星。

「……」


 歪んだ結界に向けて、手を出した。

 大きな変化は感じないが、結界が綺麗になっていく。


「お前ら、後で部屋に来い」


「ええ!?」

「な、なんで……」


「……いい歳して、そんな反応するな」

 子どもの時のような反応をする2人に照星がため息をつく。


「椎名様も、ため息ばかりつくと幸せが逃げますよ」

「ほんとだよ」


「反省文書かせるぞ?」


「ひえー」


「あと、凪里」


 照星に呼ばれて驚く凪。

「は、はい……」


「少しくらい部屋から出てこい。無駄な心配をさせるな」


「は、はい……」

「良かったな、椎名様から心配されて」

「おじさんに心配されてもな……」

「それを言うなよ」


 照星が横目で2人を睨んだ。

「おい。反省文増やすぞ?」


「ひえー」




お読みいただきありがとうございました。

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次回で第3章が終わりです。

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