表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

【短編】婚約破棄されましたが、神の加護を誤解されています

作者: 日坂狐

思い付きをスマホでひたすら打ち続けたものなのでサクッと読める暗い話です。何番煎じかわからぬ婚約破棄ものですが、キラキラしたものはありません。理不尽と不条理の話。キーパーソン的な人物も死にます。

苦手な方はやめといてください。


23/08/04 日間ハイファンタジー ランキング 2位、週間11位ありがとうございます。初めてです。ありがとうございます。


23/08/05 日間ハイファンタジー ランキング 2位、週間7位、総合でも短編日間10位に入りました。ありがとうございます。信じられません。


23/08/06 週間ハイファンタジー ランキング4位に入れました。ありがとうございます。


誤字指摘ありがとうございました。ただ意図のある漢字ですので表現を変えました。

 皆さん、神の加護を、恩寵を、神からの愛を、誤解されていると思います。


「ヴァルター公爵家マルティナ! 貴様との婚約を破棄する!」


 今夜は、国で一番の夜会です。王陛下が主催し、伯爵以上の貴族はほぼ全家門が出席するもの。

 今はその夜会の開始直前、国王ご夫妻両陛下のご来臨を待つばかりという、一番静まり返るだろうタイミング。

 そんな中で。

 わたくしの名前が叫ばれたのでした。

 わたくし、ヴァルター公爵家の長女、マルティナと申します。

 そして、わたくしの婚約者……ここは元をつけるべきでしょうか、ともあれ、婚約破棄を宣言なさったのがこの国の第一王子殿下です。

 殿下が声をあげられたものですから、殿下の周囲とわたくしの周りの人々がさっとはけて、わたくしの方はぽつんと一人になってしまいました。他方、殿下のお隣には、可愛らしいピンクブロンドの髪に青空色の目のご令嬢。

 ああ、彼女が『聖女様』であられましたか。

 視線だけ彼女に向けますと、彼女はあからさまに震え上がり、殿下の腕にしがみつきました。


「マリーア、案ずることはない。私がついている。あの悪女がこの場で君を害することなど、できはしない」

「カスパー様……!」


 なるほど、彼女の名前はマリーア様と言うのですね。わたくしはようやく知れた彼女の名前を忘れないようにしようと思います。

 ただ、殿下がわたくしを、悪女、とおっしゃるのはいただけません。

 わたくしがじっと二人を黙って見ているからでしょうか。殿下がマリーア様から改めてわたくしへ視線を向けられます。


「ふん、己の悪事に思い当たり言葉も出ぬか。だが、これだけで許されると思うな。お前の為した悪行を、ここで日の元に詳らかにしてくれる」


 殿下はまるで演劇舞台の上の役者のようにおっしゃいます。さあ、とくと御覧じろとおっしゃりたいかのようです。


「神の定めた聖女は貴様ではない! 真の聖女は、我が真実の相手はマリーアである! 偽聖女め! 真の聖女であるマリーアが現れた為に焦って手を出したのが運の尽きだったな!

 マリーアのドレスを切り裂き、私物を破壊し、あまつさえ、彼女を突き落としたと言うではないか! だが! 突き落とされたはずの彼女は! 神の加護により救われ、幸いにも無傷だったのだ!

 それこそ真の聖女の証! 聖女を騙った貴様はもはやこの国には置いておけぬ! 神の怒りがこの国に及ばぬうちに()く立ち去れ!」

「できません」

「なんだと!?」

「わたくしは、この国を離れることを赦されてはおりません」

「この私が! 出ていけと言っている!」

「わたくしも、出て行けるならば出て行きたいのです。わたくしだって世界を観たいですし。殿下のお側にお仕えするなどもはや願うわけもございませんが、それでも『神』が許されませんので、わたくしはこの国を出られません」


 何故、わたくしがこの国を出られないのかは、ここに居られる貴族の皆様なら皆、良くご存じのはずなのですが。


「何を言う! 聖女は、神の愛を受ける娘はマリーアだ。もしや、既に貴様は神の罰を受けているのか! そうなのだな! なるほど、神の課した罰を受け罪を償わぬ限り逃がさぬというお考えなのだな」


「……そう思われるならそれで結構です。殿下、マリーア様、どうぞお幸せに。

 これから()()()大変だと思いますが、どうぞ、真実の愛と神の恩寵でのりきられますように。

 わたくしは今後、領地から一歩も出ずに、暮らして参ります。

 ただ一つ訂正を。

 仮に真の聖女がマリーア様で、わたくしがマリーア様を突き落としたのならば──わたくしは、今ここに立ってはいられなかったことでしょう。神の加護は、そういうものと存じ上げております。ですので、わたくしは誓って、おっしゃられたことはしておりません」


 学んだこともお忘れのご様子。これ以上は分かっていただけないようですし、改めて陛下及び教育係の皆様がご説明くださることでしょう。

 それこそ、これ以上は色々と問題になりそうです。

 それでは、と深く頭を下げます。殿下の前を辞して、ひとまず会場の隅に行くしかありません。視界の端で、両親が忌々しげに殿下をご覧になっています。とはいえ、殿下がわたくしを『有罪』と思って話されているわけですから、わたくしに迂闊に近付くことも出来ないのです。

 その時。

 大扉が開かれ、次いで


「国王陛下、ならびに王妃陛下のご入場です」


 まるで何事もなかったかのように、両陛下の入場が告げられます。

 ある意味呆気に取られていたホールの中は、途端に色を塗り替えられて、中央に通路を開けるように人がまた動いていきます。

 わたくしもこれを機に両親に合流し、通路沿いに並んで頭を垂れました。

 というのに。

 殿下とマリーア様は、両陛下の進む先、先ほどまでの場所のまま、両陛下を迎えるように立っておいでで──まるで主催でありこの場の主は己であるかのような立ち振舞いです。これでは、陛下が一言命を下されれば、不敬として捕らえられても文句を言えません。特に、実子である殿下はともかく、マリーア様はお家にまで波及しかねません。


「これはどういうことか?」


 案の定というべきでしょうか、陛下が殿下に問われます。

 が、殿下は胸を張っておっしゃいました。


「国王陛下、王妃陛下。第一王子カスパーより、お伝えしたいことがございます!」


 王妃陛下がさっと扇を広げられて、顔を隠されました。聞くに耐えない、というアピールですが、殿下はお気付きにならないのでしょうか。


「……この場でか」


 陛下が殿下に重ねて問われ、流石に殿下もぐっと一度噛み締められましたが。

 己の腕に頼るマリーア様へ一度視線をやってから、改めて陛下に向き合われます。


「今でなければなりません」

「ほう。

 すまぬが皆、余興と思って付き合ってもらうぞ。

 さて、カスパー。ここまでのことをしたのだ。覚悟はあろうな、申してみよ」


 殿下は、マリーア様がすがる腕を引き抜き、そのまま彼女の腰へ回して引き寄せました。勢い、マリーア様は殿下の胸に抱きつく形になってしまいます。

 ざわり、と空気が揺れました。貴族の視点で言えば、流石に破廉恥にすぎる、という驚愕の吐息でしょうか。

 それだけでは、なくも思えますが。


「陛下、私は、真実の愛の相手を見つけたのです。そして、それは真の聖女でありました。ですから、私は真の聖女であるこのマリーアを、我が妻に迎えたく存じます。我らを欺き、偽の聖女として利権を貪り、その上真の聖女であるマリーアを害したヴァルター公爵家マルティナとの婚約を破棄させていただく。

 たとえ、陛下の王命による婚約であったとしても、誤りは正されるべきです!」


 こちらからは、陛下の表情を伺うことはできませんが、深く、息を吐かれる音が聞こえました。


「ヴァルター公爵家のものたちは居るか」


 陛下からお声がかかります。父、母、わたくしの順で通路の中へ出て、陛下がたの元まで参ります。

 殿下とマリーア様、両陛下、そしてヴァルター公爵家の我々、といった順で通路に並ぶ形になり、両陛下が振り向かれる前に、我々は膝をついて臣下の礼でお待ちするのです。


「うむ、楽にせよ」


 陛下のお言葉にしたがって、わたくしたちは立ち上がりました。

 陛下の後ろで、殿下とマリーア様が寄り添って居られます。


 ──ああ、ダメだった。


 わたくしは少しの失望をもって、それを見てしまいます。

 何事もなかったように夜会を始められていれば、如何様にも、それこそ、殿下の願う通りにもできたでしょうに。


「マルティナ嬢、余が入場するまでの間に何があったか、嘘偽りなく申せ」


 陛下からのお声がけに、わたくしは背筋を伸ばします。


「はい、陛下。ヴァルター公爵家マルティナは、嘘偽りなくお伝えすることを、陛下と神に誓います。

 第一王子殿下は、まず、わたくしとの婚約を破棄すると宣言され、次いで、その理由として、マリーア様が真の聖女であられ、殿下の真のお相手で、また、わたくしの悪行を明らかにする、そして神の怒りのある前に国を去れと仰せになりました」

「そなたの悪行とは何か?」

「わたくしは、自覚して行ったことはございません。ただ、殿下が仰るには、真の聖女であるマリーア様が現れたことに焦って、わたくしは、マリーア様のドレスを切り裂き、私物を破壊し、あまつさえ、彼女を突き落としたということでございます」

「それで、そなたが、そしてマリーアが無事なのは何故だ?」


 ああ、陛下もお気付きであられる。

 背後の殿下は、陛下がご自身に味方してくださると信じておられるようですが、そもそも殿下の言い分があり得ないのです。


「わたくしからは何も。ただ、殿下が仰るには、マリーア様は神のご加護があったために無傷であったそうでございます」

「ハッ」


 ついに明確に、陛下が鼻で笑われました。そして殿下を振り返って仰います。


「カスパー、お前はこの国の神の加護をいかに考える」

「はい、陛下。神はこの国の誰か一人を愛し子と定め、その愛し子が無事にあるようにと加護と恩寵を与えます。愛し子を守り育むために、この国の実りを守り民を守り、土地を守ってくださいます。

 ですから、真の愛し子、真の聖女であるマリーアをお守りくださり、引いては我が国をお守りくださるのです」

「そうだ、神は愛し子を守るだけだ。国を守るのは『ついで』でしかない」

「陛下?」

「カスパー、お前は何を学んでいたのだ」

「陛下、私は間違ってなど」

「良いか、神は愛し子だけを、聖女だけを守り愛しむのだ。この国でも王家でもない。それは、『個人』へのものだ。

 仮にマルティナ嬢がマリーア嬢とやらを突き落としたのならば、マリーア嬢が()()()()()ですむはずがない」

「は?」

「マルティナ嬢が生存どころか五体満足でここに在ることそのものが、お前の弁が偽りだと示しておるわ!」


 陛下のお言葉に、殿下が目を丸くして、それからマリーア様とわたくしを交互にご覧になります。


「マルティナ嬢、すまぬが、説明してやってくれ」

「はい、陛下。

 殿下、わたくしが言うのも烏滸がましいことでございますが、今代の愛し子、聖女は、間違いなくわたくしでございます。わたくしは神の加護、恩寵により、わたくしに害あるものは全て、『わたくしに触れられない』のです」


 殿下がキョトンとした表情でこちらをご覧です。マリーア様も。聞いたこともない、ということでしょうか。どんな貴族も、習う話のはずなのですが。


「例えば、そうですね、そちらの騎士の方。わたくしを拘束しようとしてみてください」


 隅に控えていた騎士の方を指名すると、心底困ったお顔でこちらにこられます。


「構わぬのか?」

「構いません。騎士の方には申し訳なく思いますが」

「良い。余が許す」

「感謝申し上げます」


 陛下のお許しがあって、騎士の方はわたくしの手を掴もうとされ──触れることなく、へなへなと、膝をつかれました。


「何をしている? 掴むくらいはできるだろう!」


 殿下が仰りますが、騎士の方は首を左右に振るばかりです。


「ぜ、全身が恐怖で震えるのです。何故かは分かりませんが、どんな魔物よりも、恐ろしいと感じるのです!

 お許しください! ああ! 神よ!」


 騎士の方が怯えるように叫ばれます。わたくしは膝をついて、その方の手を取ります。


「騎士さま、大丈夫です。神はお許しになります。わたくしの頼みでなさったこと。大変申し訳ありませんでした」


 冷えきって震えていた手は震えが止まりほんのりと温もりが戻ります。

 ばね細工のように騎士の方が立ち上がり、陛下に敬礼して見せました。

 わたくしも合わせて立ち上がって、騎士と陛下に頭を下げます。

 騎士の方は陛下に許されて持ち場に戻られ、殿下はわたくしをそれは忌々しそうにご覧です。


「茶番だ」

「──ではお前が、マルティナ嬢を拘束して見せよ。お前にも戦闘訓練は科していたな」

「もちろんです!」


 途端、自信と加虐性のある眼差しで殿下がわたくしをご覧になり、わたくしは内心でため息を吐きました。

 殿下は、わたくしが気に入らないのなら、最初からそうなされば良かった。そう仰れば良かった。

 手順さえ、踏んでいただけたなら、こんな──


 陛下の視線がわたくしに向けられ、わたくしは頷きをもって返します。王妃陛下が扇の下で、どんな表情で居られるのか。

 わたくしは、一度王妃陛下に深く頭を下げました。

 王妃陛下が答えるように扇を取られ、


「苦労をかけるわね。……この結果で何があっても、王家は貴女に、ヴァルター公爵家に、責を問いません」


 と仰せになりました。陛下もそれに頷かれます。わたくしは、目を丸くしてしまいました。はしたないことです。が、


「お心遣いに感謝いたします」


 わたくしを始め、父と母も改めて深く礼をいたしたした。

 それが一段落するのを待ったのでしょう。

 殿下は侍従にマリーア様を託され、わたくしのもとへ大股で歩み寄られます。

 思えば、このような形であっても、殿下がわたくしに向かって歩いてきてくださったことなど、あったでしょうか。

 お互い幼い内からの婚約で、情が無かったわけではありません。少なくとも、わたくしは、殿下と婚姻するなら、恋がなくても、愛がなくても、共に役目を果たし合える関係になれたらと思ってきました。

 言葉と行動が足りなかったのは、わたくしも同じことなのかも知れません。どんな『事情』があったとしても。


 殿下がわたくしの前に立たれ、手を掴もうとされます。わたくしは抵抗せずにまず手を差し出しますが、殿下の手は、まるで何かに阻まれるようにわたくしの手に触れることなく震えています。力を込めて、掴もうとして居られるのに。


「くっ、貴様何を」


 殿下は、額に脂汗を滲ませながら力みもあって呻くように仰います。


「わたくしは、何も」


 手を差し出したまま、わたくしは答えます。

 それでも、先程の騎士よりも耐えて居られる。

 そして──業を煮やしたのでしょう、もう一方の手でわたくしの頭を押さえようとして

 ぷつん、と。

 操り人形の糸が切れたように崩れ落ち倒れ伏されました。


 ああ。やっぱり。

 神の加護は無差別で無慈悲で無分別です。目的があっても、理由があっても、『結果』として『愛し子の肉体に傷が付く』『愛し子の肉体に痛みがある』ようなことを、許しは、しません。

 愛し子は、聖女は、神の加護により傷付かないのではありません。神の加護は、傷付く前にその原因を排すのです。

 わたくしは、それで兄を失いました。愛犬も。

 両親はですから、わたくしを愛してはくださいますが、腫れ物に触れるような、布一枚隔てるような関係性で落ち着きました。タウンハウスでも領地でも、ある程度一人でなんとかできるようになってからは、離れで最小限の使用人と暮らしております。

 それでも、神の加護は、結果として国を豊かにしますから、殿下との婚約が結ばれたのです。だからこそ、上位の貴族はこの愛し子のことを、聖女のことを学ぶのです。


「っきゃああああああああ!」


 マリーア様が悲鳴を上げて、殿下に駆け寄られます。


「カスパー様! カスパー様!」


 周囲の貴族たちはその様子を冷たく見下ろします。


「つまらぬ結果だったな。皆、すまぬ。今宵は解散とし、また改めて埋め合わせよう」


 陛下が解散を宣言され、貴族たちは安堵するようにざわめきを取り戻します。

 殿下に泣きすがるマリーア様と殿下のお体は、騎士達によって運ばれて行きます。

 わたくしと両親は改めて、深く両陛下に頭を下げました。


「マルティナ嬢、このような時にすまぬが、アレが国外への去れと申したこと、撤回させて貰えまいか」

「はい、陛下。元より『神の定めた土地』から離れられぬ身でございます」

「そうであったな」

「ですから今後は、領地に下がらせていただく所存でございます」


 その言葉に、陛下は慌てたように重ねられます。


「待ってくれ、それでは神の加護は──」

「それはわたくしには分かりません。『愛し子が愛し、飢えぬ範囲』がどれほどか、神のお考えはただひとの身では推し量れるものではございませんので」


 神の加護により、この国は不作知らずに豊かです。逆に言えば、加護に頼りきっています。ただ一人に与えられる加護を広く国中にするために、愛し子は、高位貴族の養子にされ、やがて王族に婚姻によって配されるのです。

 わたくしも、ヴァルター公爵家の養女です。真の両親の顔を知る前に引き取られました。そういう事情ながら、平民めとわたくしに石を投げた兄は、投げた石が『何故か』勢い良く戻って、額に当たり命を落としました。わたくしに、鞭打って『教育』しようとした家庭教師達も、震えながら逃げ出せればましな方だったでしょう。

 この国は、神の加護に頼りきっています。

 ええ、ただ、それだけのことです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] そんなに強い駕籠で聖女は結婚できるんですか? 初夜とか出産は痛みを伴いますよね? 形だけの結婚と言う事ですか?
[良い点] 初めまして、にのい・しちと申しますm(_ _)m 最後まで読み進めて思ったことは、神と聖女の力は偉大ですね。 神の力の値を聖女に全振りしたのは、ある種、真っ当な方向性で良いですね。 王…
[一言] これ他国があったとしても神の愛し子がいる国には戦争ふっかけられない気がする 愛し子が先頭で突っ込んできたら弓射ったら死んじゃうし剣で打ち合うこともできないし 拘束も出来ないから敵軍大将まで一…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ